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3分間のボーイ・ミーツ・ガール ショートストーリーズ ファミ通文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | エンターブレイン/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2011/07/30 |
JAN | 9784047273979 |
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3分間のボーイ・ミーツ・ガール
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商品レビュー
3.7
13件のお客様レビュー
大勢の作家さんの短編集。少年少女が「三分間」で出会ったり別れたりする恋の話。 どれも短いのでサクサク読める。その分物足りないところもある。 多くの話が胸キュンなので、手っ取り早くその成分を求める人にはおすすめ。 『学校の階段』の人の話が良かった。
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一つ一つの話が三分は無理でも、五分くらいで読めるものばかり。 個人的に好きな話の感想をいくつか。 「お湯を注いで」 ある日突然、カップラーメンの精霊が現れる話。 こんな精霊がいたら、うっかり時間を忘れていたorzとかないし、三分間の暇つぶしにもなるし、いいかも。 でも、彼女に会...
一つ一つの話が三分は無理でも、五分くらいで読めるものばかり。 個人的に好きな話の感想をいくつか。 「お湯を注いで」 ある日突然、カップラーメンの精霊が現れる話。 こんな精霊がいたら、うっかり時間を忘れていたorzとかないし、三分間の暇つぶしにもなるし、いいかも。 でも、彼女に会いたいからと言って、完成までに二十四時間かかるカップラーメンを作るのはいかがなものか。 カップラーメンとは何ぞやという代物になる気がするのだが…。 「QとK」 児童超能力者の監獄に無実なのに送られた少年が、逃がし屋を請け負う少女の協力を得て、脱走を試みようとする話。 巡回処刑人の正体は、何となく途中でわかるけれど、最後が切なすぎる。 毎朝の点呼の時の言葉がストーリーの最初と最後で変わっているのが何ともいえない。 「ネオンテトラのジレンマ」 食事をとろうとしたら、突然女の子が現れて、自分を食べてほしいという話。 三分間とは思えないくらい時間が重い。 最初は普通の男の子の前に電波系の女の子が現れる話かと思ったのに、読んでいくと女の子もだけど男の子もかなり狂っている。 昔買っていたハムスターが共食いをしたために、姉が死んだから自分も食べられようとする女の子と、牛肉と鶏肉と豚肉が食べられないのにシチューから肉の香りがする男の子。 二人とも理論的に狂ってて怖い。 特に男の子の笑顔が怖い。 この中では一番好きかもしれない。 「トキとロボット」 人間に恋するロボットと、人間の話。 好きな人と一緒にいたいからバッテリーを奪おうとするシーンは、すごいかっこいい。 二人が一緒にいて、ただ相手の幸せを願っているところが好き。 「七年間のマリッジリング」 自分が突然タイムトラベラーだと知らされた男の子の話。 ラストがほのぼのする。 「詰め込み教室の弊害と教室の片隅に彼女」 勉強のし過ぎで三分しか記憶が持たなくなった男の子に世界史のテスト中に起きた奇妙な話。 テスト中に(マークシート形式であれ)記憶喪失に対応しながら問題を解くのはすごいと思う。 ただ、最後のトリック?がよく分からなかった。 「三分間の神様」 男の子のもとに偶然かかってきた電話の相手は、異世界の巫女だった話。 確かに現代の技術だったら、異世界を豊かにすることもできるよな、と。 でも、オチが本当だったら、あの携帯がつないでいたのは一体…。 長文失礼いたしました。
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なんとまあ甘酸っぱい青春とハラハラが詰まった一冊・・・とはいえ、おでんみたく気持ちをポカポカにしてくれる作品が大半を占めていました。(「QとK」はインパクトが強過ぎたかもしれないが、笑)イラストも綺麗なものが揃っていたし、「そんなにショートショートが好きではない」という方でもそれ...
なんとまあ甘酸っぱい青春とハラハラが詰まった一冊・・・とはいえ、おでんみたく気持ちをポカポカにしてくれる作品が大半を占めていました。(「QとK」はインパクトが強過ぎたかもしれないが、笑)イラストも綺麗なものが揃っていたし、「そんなにショートショートが好きではない」という方でもそれなりに楽しめる作品になっているのではないでしょうか。
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