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まおゆう魔王勇者(4) この手でできること
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | エンターブレイン/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2011/07/16 |
JAN | 9784047270985 |
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まおゆう魔王勇者(4)
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商品レビュー
4.1
17件のお客様レビュー
魔王と勇者の物語の第4巻。どのようにこの物語を畳むのかと思ったら、最後に大決戦を持ってきたとか。なるほどね。個人的には世界に文化や文明を植え付けていく話の方が好きだったので、ちょっと肩透かしかなぁ、と思ったりもしたけど、各方面の主人公達が大決戦のなかで様々な手段で戦い続けるのは、...
魔王と勇者の物語の第4巻。どのようにこの物語を畳むのかと思ったら、最後に大決戦を持ってきたとか。なるほどね。個人的には世界に文化や文明を植え付けていく話の方が好きだったので、ちょっと肩透かしかなぁ、と思ったりもしたけど、各方面の主人公達が大決戦のなかで様々な手段で戦い続けるのは、これはこれで面白いかなと思ったりもしました。残りは1巻ですが、どのように物語を閉じるのか、今から楽しみです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
聖鍵遠征軍と魔界との戦争の火蓋がついに切って落とされました。強力な兵器を携えた巨大な聖鍵遠征軍に対し、魔界軍は兵力も人数も劣っており、その上、頼みの綱の勇者も本来の力を発揮できない絶望的な状況に陥ります。 それでも、人間と魔族の共存への最後の可能性である開門都市を守るため、勇者が、魔王が、メイド姉が、女騎士が、女魔法使いが、火竜公女が、青年商人が、紅の子弟たちが、それぞれの意思と希望を胸にこの困難に立ち向かいます。 魔王に反旗を翻した蒼魔の刻印王達を倒したのは良いのですが、その混乱に乗じて聖鍵遠征軍は魔界攻撃に向けて橋頭堡を確保し、まずは開門都市を攻めに掛かります。 圧倒的な兵力と武力に対して、勇者や魔王、南部諸国の王や魔族、その他の者達が自分達にできることで立ち向かっていくのですが、中でもかつて魔王によって教育された子弟やメイド姉の活躍がめざましい。 特に初めて登場した時は妹と2人で怯えるばかりだったメイド姉なんて、今や魔族の族長や王弟元帥とも渡り合い、世界の運命、もしくは成り立ちに大きく関わっていこうとしている
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3巻からだいぶ間が空いてしまった。マスケット銃を手に入れた聖鍵遠征軍の進行が始まり、登場人物たちはそれぞれの戦いに身を投じる、第4巻。 不安や恐怖にさらされた無力な不特定多数を「悩める子ら」なんて言ったりする。そして物語上の勇者は超人的な力やなんかでズバババンと世界も人もを救って...
3巻からだいぶ間が空いてしまった。マスケット銃を手に入れた聖鍵遠征軍の進行が始まり、登場人物たちはそれぞれの戦いに身を投じる、第4巻。 不安や恐怖にさらされた無力な不特定多数を「悩める子ら」なんて言ったりする。そして物語上の勇者は超人的な力やなんかでズバババンと世界も人もを救って見せるのがお約束。ただ最近は「悩める勇者」も若干お約束化している気がする。 この作品においては主人公たる勇者を差し置いて、能力的にはずっと無力な登場人物たちが眩しい。悩み考え、できることとやるべきことを知り、行動する。役割だけで呼称される人物たちが、まさしく人間的であり生き生きとしている。これまでもそうだったが今作は特にそう感じる。
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