1,800円以上の注文で送料無料

パリ五月革命私論 転換点としての68年 平凡社新書595
  • 中古
  • 書籍
  • 新書
  • 1226-26-02

パリ五月革命私論 転換点としての68年 平凡社新書595

西川長夫(著者)

追加する に追加する

パリ五月革命私論 転換点としての68年 平凡社新書595

定価 ¥1,056

220 定価より836円(79%)おトク

獲得ポイント2P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社
発売年月日 2011/07/19
JAN 9784582855951

パリ五月革命私論

¥220

商品レビュー

4.3

4件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/09/14

パリ五月革命に関するルポルタージュと分析。当時のフランス知識人との対話などは著者ならではだろう。ただ、著者が提起するように、1968年と1989年や20xx年はリンクしているのだろうか。1968年は(国内植民地など)帝国主義の文脈ではなく、脱帝国主義の文脈で問われる問題ではないだ...

パリ五月革命に関するルポルタージュと分析。当時のフランス知識人との対話などは著者ならではだろう。ただ、著者が提起するように、1968年と1989年や20xx年はリンクしているのだろうか。1968年は(国内植民地など)帝国主義の文脈ではなく、脱帝国主義の文脈で問われる問題ではないだろうか。その意味では、1968年に機動隊として戦った若者こそ重要なのかと思ったりする。

Posted by ブクログ

2012/10/09

質量共に充実した一冊。 1968年、パリを燃え上がらせたフランス五月革命。その現場に居合わせた著者による、「試論」にして「私論」です。 六十八年五月以前を経て、ナンテールで燃え上がり始めた学生たちの「革命」。記録と記憶を頼りに革命の情景を記し、過去と現在両面から思索する様は一見...

質量共に充実した一冊。 1968年、パリを燃え上がらせたフランス五月革命。その現場に居合わせた著者による、「試論」にして「私論」です。 六十八年五月以前を経て、ナンテールで燃え上がり始めた学生たちの「革命」。記録と記憶を頼りに革命の情景を記し、過去と現在両面から思索する様は一見の価値あり。革命の記憶に肩入れすると同時に思想的検討をくわえる姿は、現場にいた学者ならではでしょう。 知識人と革命の関わりについても多くを割いており、示唆に富みます。祝祭的性質を持つ革命が、フランスのトップエリートたちに先導されていたという矛盾にも切り込んでいます。 とにかく読み応えがある、これぞ新書とでもいうべき新書。是非どうぞ。

Posted by ブクログ

2012/02/19

パリ五月革命に関する、筆者の貴重な体験談が満載。「私論」にはそのままの意味と、「私に関する論」の意味合いも私は強く感じました。「私」について、読中、読後、しばらく考え込む日々が続くほどに。

Posted by ブクログ