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中国東北部の「昭和」を歩く 延辺・長春・瀋陽・大連 韓国人が見た旧満州
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中国東北部の「昭和」を歩く 延辺・長春・瀋陽・大連 韓国人が見た旧満州

鄭銀淑【著】

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中国東北部の「昭和」を歩く 延辺・長春・瀋陽・大連 韓国人が見た旧満州

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東洋経済新報社
発売年月日 2011/07/16
JAN 9784492044292

中国東北部の「昭和」を歩く

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2013/09/10

 戦前、「五族協和」というスローガンを掲げ、多民族が共存していた満州国。事実上日本が支配していたこの国で日本人は「一等国民」とされていた。現地の中国人は「三等国民」。ここで「二等国民」とされていたのが、朝鮮の人々だ。  韓国人の著者は、延辺、長春、瀋陽、大連と旧満州の残像を訪ね歩...

 戦前、「五族協和」というスローガンを掲げ、多民族が共存していた満州国。事実上日本が支配していたこの国で日本人は「一等国民」とされていた。現地の中国人は「三等国民」。ここで「二等国民」とされていたのが、朝鮮の人々だ。  韓国人の著者は、延辺、長春、瀋陽、大連と旧満州の残像を訪ね歩く。中国に住む朝鮮族の人々にスポットを当てるあたりは著者ならでは。中国からの引き揚げで大変な苦労をした日本人や、中国残留孤児の話は何度も読み聞きしてきたんだけど、この視点は新鮮だった。  海外に行くとついつい古い建築に目を奪われてしまう私。日本はアジアの旧植民地で多くの建築を残しているけど、日本の傀儡政権だった当地もしかり。日本と瓜二つの建物がいまだに残っている。驚いたのが、291㌻の大連駅舎。完全なる上野駅のコピーだ!  他にも印象に残るような旧満州時代の古い建物が残されているこの本のエリアに行ってみたくなった。

Posted by ブクログ

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