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吉田知子(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 1985/08/01
JAN 9784120014130

¥385

商品レビュー

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2023/08/18
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けっこう古いかんじの内容の吉田知子。 私の知る切れ味するどい作風は控えめで、ふわふわ不思議なユーモアは健在だった。 夫婦の話も多い。どの夫も似たタイプに見える。 収録作品について 鴨…面白い。あだ名の付け方が吉田知子っぽい。 すずめ、めじろ…これも含めて、働く女性に焦点を当てた作品が多いな。当時目新しい存在だったのかな。 オートバイ…えっ、そういう方向なの、と、しばしポカン。 白い花のある温室…田舎の人間社会はこわーい。ラストは吉田知子ぽい。 美人系…こういう人たち(母と姉)、実際にはいるだろうし、この母と父の不思議な関係に和んだ。 勘助さんのヘソの緒…えっ、と思った。こういう男性は想像がつかなくて不思議な感覚で読んだ。 死に水日記…吉田節だわーと思った。面白い。同時期に再読していた長谷川町子のいじわるばあさんとダブる。 御成婚…あんまりピンと来なかった。テレビかー。 直角三角形…これもピンとこない。こんなに男に甘い世界、さぞかし昭和は彼らに居心地が良かっただろう。

Posted by ブクログ

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