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未曾有と想定外 東日本大震災に学ぶ 講談社現代新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2011/07/16 |
JAN | 9784062881173 |
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未曾有と想定外
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3.9
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「未曾有と想定外」。畑村洋太郎。2011年講談社現代新書。 # 2011年の3月に、311が発生。恐らく出版社編集者と畑村さんで、急いで作り上げた一冊ではないでしょうが。 (畑村洋太郎さんは、数え切れない本を世に出していて、その中に一般向けのこうした新書本も星の数ほどあるの...
「未曾有と想定外」。畑村洋太郎。2011年講談社現代新書。 # 2011年の3月に、311が発生。恐らく出版社編集者と畑村さんで、急いで作り上げた一冊ではないでしょうが。 (畑村洋太郎さんは、数え切れない本を世に出していて、その中に一般向けのこうした新書本も星の数ほどあるのですが、ご本人が 「編集者がこういう本を作りたいって言ってきて、ライターさんの前で色々おしゃべりをするんだよ。そうするとね、そのライターさんと編集者で本を作って、「これでいいですか」って持ってくるんだ。俺は、本なんて一冊も書いたことないんだよ。はっはっは」 と、大らかに仰られています。こういうところが、なんというか、脱帽。) # 2019年4月に読んだ本。 震災が起こって、「未曾有の」「想定外」という言葉が、原発の事故についてもいっぱい使われます。 「そういう使い方は極めて責任逃れ。想定外に備えるつもりがあれば、大事故を防げた。みんな、騙されてはいけない」 というのが本書の趣旨ですね。 畑村さんは311以前から、三陸などの津波の歴史や危険については、確かに着目していたんですね。それなりに知ってる人は知ってる話ですが、貞観の津波まで視野に入れておけば、あの津波は想定できたんです。そして、備えておけば、原発であれだけの事故には、ならなかった。 つまりは、「まあ、誰も言わないから良いだろう」「そういうことになってるんだから良いだろう」「マニュアルに違反してないからいいだろう」 そういうことでは、原発みたいなものは扱ってはイカン、という。 311が起こってしまった後となっては、畑村さんの意見に反対するのは難しいですね。 そしてそんな安易なお役所仕事と思考放棄の中で「絶対安全ですから」という言葉が地元の人たちに語られたわけで。地元の人たちは、「未曾有も想定外も、全て視野に入れて、プロが考えた結果としての、絶対に安全」なんだと、当然思います。 でもそれが、そうぢゃなかった。 ということを、日本が、世界中の人々が目撃しました。 # 畑村洋太郎さんは、確か2011年5月からは政府事故調の委員長に就任しているはずなので、慌ただしくその前にこの本を作ったんでしょうね。 ↓この記事は、割と良く出来ています。↓ https://www.asahi.com/articles/DA3S14221896.html
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「未曾有」と「想定外」、二つの言葉に隠れてしまった本質的な問題とは? 3月11日から原発事故調査委員会・委員長に就任するまでに、失敗学の視点から考えた大津波と原発事故。
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いつの間にか人間は「力で自然に対抗できる」と考えるようになった。しかしそれは大きな誤解であり、自然の力は想像以上に強大で、人間が力で同じように対抗できるようなものでない。そのことを私たちは今回の津波から学ばなければならない。
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