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第二回チベット旅行記 講談社学術文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 1992/06/01 |
JAN | 9784061583177 |
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第二回チベット旅行記
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第二回チベット旅行記
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商品レビュー
3.7
3件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
パンチェンラマの招待を受けて,堂々とチベットに再入国した際の旅行記.ただし二部構成で,第一部は出国から帰国までを綴ったものであるが,大手を振って(ただしイギリスの目を盗んで)の入国であるため,第1回チベット旅行記と比べると随分あっさりしている.相変わらず鋭い観察眼でもってチベットの風俗や仏教(ラマ教)の状況を解説している.一方の第二部は「雪山歌旅行」で,いわゆるダージリン地方の汽車の旅から始まり,パンチェンラマのお膝元のシカチェまでの旅を,もっと詳しく記している. この旅で,慧海は依頼を受けて,1000種類以上のヒマラヤ植物の標本を持ち帰り,そのうち17種類は新種であったそうだ.旅の途中でも整理等で暇が無かったと書いているが,本当にすごい人だ.岩石標本も持ち帰っているらしい. 余談だが,本書は既に絶版なので,近くの県立図書館で借りてきた.巻末に宮田恵美氏の寄贈との判子が押されているが,この宮田氏は河口慧海の姪で,慧海の日記が近年発見されたのも宮田氏のところで保管してあった慧海の遺品の中からであったはず.変なところで感激した.
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1913年から14年にかけてなされた著者の第2回チベット旅行の記録です。 第1回のような冒険小説的なおもしろさはありませんが、チベットの地誌などについて、著者の眼を通じて詳しく記されています。また後半に収められている『雪山歌旅行』は、旅の中で折に触れて著者が詠んだ短歌を交えた紀...
1913年から14年にかけてなされた著者の第2回チベット旅行の記録です。 第1回のような冒険小説的なおもしろさはありませんが、チベットの地誌などについて、著者の眼を通じて詳しく記されています。また後半に収められている『雪山歌旅行』は、旅の中で折に触れて著者が詠んだ短歌を交えた紀行文です。
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悪くはないが、第一回に比べるとパワーダウンの感が否めない。 後、なぜわざわざ評判の悪い自作の詩を増量したのか分からない。 最後まで、何ページかに一回、必ず挟まれるヘボ歌に慣れなかった。 第一回旅行後のチベット風俗の変化が書かれているので読んで損はない。
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