愛犬との暮らしをもっと豊かに楽しくするために 諏訪書房新書

中嶋宏一(著者)

• 販売会社／発売会社: 地方小出版流通センター
• 発売年月日: 2011/06/30
• JAN: 9784903948430

商品レビュー

2013/02/28

内容としてはビジネス向きの本です。愛犬家側から読むというより、愛犬家に商品を提供する側に訴えかける内容となっています。
ただ、犬と一緒に暮らす者として犬と住宅の関係性についてこれからもっとよくかんがえていこうと思いました。

一昔前までは犬の居場所といえば庭や門の近く、つまり外暮らしがほとんどでした。しかし最近では小型犬は当然のように家の中におり、大型犬でも家の中で人間と一緒に暮らすスタイルがどんどん増えてきています。家の中は安全といえど愛犬にとっては暮らしにくい事も多々。床が滑る、階段の高さ、それによって健康に害が出ることもあります。一方人間にとっても愛犬と共に暮らす事は、ニオイが気になる、傷や汚れなど頭を悩ませる問題も出てきます。
犬の住環境がたった数十年で大きく変化するなか、住まう家もそれに合わせて変化していかなくてはならないのではないでしょうか。それは決して犬のためだけではなく、人間のためでもあり、お互いが気持ち良く過ごすために必要な事なのだと思いました。

2011/12/22

仕事の関連でいただいた本、すかさず目を通させてもらいました。
ライフスタイルをコアとしたセグメントマーケティング。“共感”を得るためには「商品力」と「伝える力」が不可欠で、とりわけ「伝える力」というのは、流行りの言葉を借りれば、提案営業や問題解決営業に繋がる。そして必要なスキルはやっぱりプレゼン力とコミュニケーション力。
世の中イイものはいくらもあるけど、それを買うこと使うことでどんなイイことがあるのか。ユーザーも気付いていないようなストーリーを考える・伝えることが、営業の根幹だとあらためて思いました。