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感謝祭の勇敢な七面鳥 創元推理文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2011/07/12 |
JAN | 9784488248093 |
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感謝祭の勇敢な七面鳥
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商品レビュー
3.3
7件のお客様レビュー
ティンカーズコーヴの主婦シリーズ第七弾。 クリスマスの次はサンクスギビングデー。 アメリカの二大イベントですからね。 長男が大学生になって家を離れて、 初めて帰宅するのウキウキしていたルーシーだったが、 友だちを連れて帰ってきて自分勝手にふるまうのにがっかり。 確かにちょっと...
ティンカーズコーヴの主婦シリーズ第七弾。 クリスマスの次はサンクスギビングデー。 アメリカの二大イベントですからね。 長男が大学生になって家を離れて、 初めて帰宅するのウキウキしていたルーシーだったが、 友だちを連れて帰ってきて自分勝手にふるまうのにがっかり。 確かにちょっとかわいそう。 しかも人助けしようとしたのに逮捕されるし。 町のアメリカ・インディアン(解説によるとこの名称が正しいらしい)の部族が、 カジノの建設を計画したことによって殺人が発生した。 殺人事件の解決もだけど、 静かな町にカジノができてしまって、 今後どうなるだろうとそっちの方が心配だった。 それにしても、 長男がいなくなって淋しいとはいえ、 鶏の大量殺人の犯人の犬を飼うことにするとは、 ルーシーは勇気あるというか。
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感謝祭は、欧米特にアメリカの人には特別なものらしい。すぐにクリスマスもくるというのに。 長男が大学に入学してはじめて帰省するということでうきうきしていたのに、帰ってきた息子は自堕落な生活。そして、カジノ建設に絡んだ殺人も起きる。 今回の本に関しては、人種差別にページがさかれている...
感謝祭は、欧米特にアメリカの人には特別なものらしい。すぐにクリスマスもくるというのに。 長男が大学に入学してはじめて帰省するということでうきうきしていたのに、帰ってきた息子は自堕落な生活。そして、カジノ建設に絡んだ殺人も起きる。 今回の本に関しては、人種差別にページがさかれていることが多くて、少し思想めいたものも感じる。これがなければもう少し面白かったかも。
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ルーシー・ストーンのシリーズ7作目。 4人の子持ちでミステリ好き、新聞社の記者をパートでやっています。 作中で年月がたつシリーズなので、子ども達が成長し関係が変わっていくのも読みどころ。 長男のトビーが大学に行って以来、ルーシーは心の中にぽっかり穴が開いた状態だった。 誰にも認...
ルーシー・ストーンのシリーズ7作目。 4人の子持ちでミステリ好き、新聞社の記者をパートでやっています。 作中で年月がたつシリーズなので、子ども達が成長し関係が変わっていくのも読みどころ。 長男のトビーが大学に行って以来、ルーシーは心の中にぽっかり穴が開いた状態だった。 誰にも認めはしないが、最初の子で性格が似ているトビーは一番可愛い子なのだ。 感謝祭の休暇に、トビーがルームメイトを一人連れて初めて帰って来るというので、張り切るルーシー。 感謝祭はアメリカならではの行事。 11月の第四木曜日だそうです。 もとはアメリカに最初に移住したピルグリム・ファーザーズが、冬に飢えそうになった所を先住民に助けられ、翌年の収穫を祝って先住民を招き、神に感謝したというのが起源。 七面鳥に詰め物をしたローストが定番のご馳走。 週刊新聞の記者として、行政委員会を取材したルーシーは、放し飼いの犬のカジョーが鶏を殺したという事件の対応に、憤りを感じる。 メティニカット族のカートが飼っているカジョーに対して、厳しすぎる意見が出たのは、人種偏見ではないかと思ったから。 鶏の持ち主のエリーは、カジョーが自慢そうに1羽持ってきてくれたと話したのだが。 エリーを訪ねると、実は有名な人形作家で、メティニカット族にちなんだ人形を作っていた。 メティニカット族は先住民としての指定を受けようとしていて、それがカジノ建設と関わっていた。 博物館と一緒に作るはずだったカジノの建設計画だったが、博物館もない高層ビルと知って、話が違うのに怒るカート。 町は賛否両論で揺れる。 親友のスーは、託児所の責任者。 ルーシーは時々、手伝っている。牧場で育てられている七面鳥を見学に、託児所の子ども達を連れて行ったルーシーだが…? 帰ってきたトビーがすっかり変わってしまったことに、がっかりするルーシー。 到着も遅れ、予定外に女の子を二人連れてきて、しかもその子達は菜食主義。毎日お昼まで寝ていて、町の出来事にも興味を示さない。 しかも、感謝祭の客はどんどん人数が増えていく。 頭に来つつも、必死で家事をこなすルーシー。 せっかくの七面鳥も失敗しそうになるが~~ 自分がトビーの年頃だった時の気分も思い出すのでした。 犬のカジョーはルーシーが引き取ることに。 ユーモラスで、地に足がついていて、好感の持てるシリーズです。 初読2011年9月24日。 感想を書いてなかったので、再読しました。
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