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和解のために 教科書・慰安婦・靖国・独島 平凡社ライブラリー740
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 平凡社 |
発売年月日 | 2011/07/12 |
JAN | 9784582767407 |
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和解のために
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商品レビュー
4.6
7件のお客様レビュー
先に同じ著者の「帝国の慰安婦」を読んで、こちらも読んで欲しいと著者が対談で言っておられたので読むことにした。 「教科書・慰安婦・靖国・独島」という日韓に横たわる4つの問題について、考察が綴られている。 多くの事実、成り行き、参考文献、資料があげられ、まず、どういう過程で進んできた...
先に同じ著者の「帝国の慰安婦」を読んで、こちらも読んで欲しいと著者が対談で言っておられたので読むことにした。 「教科書・慰安婦・靖国・独島」という日韓に横たわる4つの問題について、考察が綴られている。 多くの事実、成り行き、参考文献、資料があげられ、まず、どういう過程で進んできたかを知る意味でも、とてもわかりやすい。 私は特に独島・竹島の何が問題なのか、どういう歴史的な経緯があるのか知らなかったので、とても勉強になった。 「和解のために」まずは韓国の人に向かって書いてくださった。勇気のいることである。韓国での立場が大変なことになっていることをお聞きし、申し訳ないような気持ちになる。体を張って、日韓の関係がうまくいうよう、活動してくださっている。両方の間に立って、両方に向かって和解のための説得をする。著者以外に誰がしてくれているだろう。 この問題は単純に解決するものではないことが知れば知るほどわかる。 この本が書かれて、14年経つが、日韓関係が良好になったとは言えない。3歩進んで2歩下がる、2.8歩下がるくらいだろうか。 一度読んだだけで、まだきちんと読めてないとも思うし、感想もうまくまとまらない。またじっくり読み直し、理解を進めて行きたい。和解のために。
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日韓関係がここまで悪化する前に書かれた本とは思えないくらい、今の世の中に必要な本だと思う。 この本を読んで、少し希望が見えた気がする。 著者の朴裕河さんの勇気と洞察に敬服。 ・戦争をしてまで、すなわち平和をこわしてまで「守る」価値のある領土はない。かりにそこでは膨大な埋蔵量をもつ...
日韓関係がここまで悪化する前に書かれた本とは思えないくらい、今の世の中に必要な本だと思う。 この本を読んで、少し希望が見えた気がする。 著者の朴裕河さんの勇気と洞察に敬服。 ・戦争をしてまで、すなわち平和をこわしてまで「守る」価値のある領土はない。かりにそこでは膨大な埋蔵量をもつ天然ガスが出るとしても…最上の価値は、韓日間の平和だ。 ・被害者の示すべき度量と、加害者の身につけるべき慎みが出会うとき、はじめて和解は可能になるはずである。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
どうして日韓関係がここまでこじれてしまったのか。その答えを探すためにいろいろな本を読んだがこの本ほど両国の立場を詳細に、公正に分析した本には今まで出会えなかった。韓国にこのように冷静な立場で分析のできる方がいることに救いを感じた。そしてこのような感情を排した精緻な文章をお書きになった朴さんが女性だということにも驚かされた。両国のたくさんの人に読んでもらいたい本である。
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