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EXPO′87 ハヤカワ文庫JA
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 1973/06/14 |
JAN | 9784150300128 |
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EXPO′87
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商品レビュー
5
2件のお客様レビュー
眉村さんの作品は、今まで短いものばかり読んでいましたが、この長編は読み応えがありました。(ページ数も内容的にも。) 以前読んだ本に出てきた『産業士官候補生』が、卒業して産業将校になり、ストーリーの中核となって進んでいくのも面白いところです。(ほかに、パイオニア・サービスの無...
眉村さんの作品は、今まで短いものばかり読んでいましたが、この長編は読み応えがありました。(ページ数も内容的にも。) 以前読んだ本に出てきた『産業士官候補生』が、卒業して産業将校になり、ストーリーの中核となって進んでいくのも面白いところです。(ほかに、パイオニア・サービスの無任所要員などという単語も出てきて思わずニヤリ。) 日本経済の歪みと万博を利用した様々な欲望の絡み合いが、読んでいるうちに現実の世界と区別がつかなくなりそうですが、幸いなことに、'08になった今も、眉村さんが描いた'87ほどにはひどくなっていない(はずです)のが、救いです。 話の中心にある実感装置もさることながら、 P.160 (音声タイプを使えば手で書く場合の七倍ちかいスピードになる) という音声タイプや、立体テレビが興味深いです。おなじみの映話は、現実になっていますが…。 SFとして書かれたものに、少しずつ時代が追いついてきて、新しい読み方、楽しみ方が出てきたように思います。
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書棚に眠っていた本を読み返す。これが千里万博以前に書かれた作品だというから驚く。産業将校は架空の設定だが、あの頃の通産官僚とかメーカーの技術者にはそれに近いものがあったのではないか。眉村卓といえば組織SFみたいな感があるが、この頃から既にそうだったのですね。
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