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タイムクエイク 時震
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 1998/05/23 |
JAN | 9784152081599 |
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タイムクエイク 時震
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商品レビュー
3
4件のお客様レビュー
一言で、意味が分からない。 タイムクエイクという現象が起きたことだけは分かったが、それだけ。 ストーリーがどう繋がっているのか、この表現はジョークなのか、まず小説なのかエッセイなのか。
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ヴォネガット最後の作品。もっとヴォネガット作品を読んでから、これを読むと、わかることがたくさん増えると思う。
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最新かつ最後の作品 これはカート・ヴォネガットの最新作(「ホーカス・ポーカス」に続く作品)であると同時に最後の作品であるとされている。残念ではあるが、これ以上の作品はもう出てこないような気がするのも確かである。 宇宙の異常により、すべてが2001年から1991年に逆戻りし...
最新かつ最後の作品 これはカート・ヴォネガットの最新作(「ホーカス・ポーカス」に続く作品)であると同時に最後の作品であるとされている。残念ではあるが、これ以上の作品はもう出てこないような気がするのも確かである。 宇宙の異常により、すべてが2001年から1991年に逆戻りしてしまう。そして、人々はまったく同じ経験を二度するというのが大まかなストーリーである。この紹介を信じてタイムパラドックスものだという先入観でこの作品を読むと大いに面食らう。 実はこの作品はまったく小説の枠を越えている。細切れな文章に加え、時間的にも場所的にも真実と仮想も、あっちこっちいったりきたりの展開。しかも、自身のエッセイをはさんだり、自叙伝的なことも書いたりしているから、非常に混乱する。 混乱を極めるのは、作者の代弁をする架空の老SF作家「キルゴア・トラウト」(ヴォネガット作品でほぼ毎回登場するキャラクターである)とカート・ヴォネガット自身が物語に登場することである。 どっちが本当の作者自身なんだろうか? どっちが真実を語っているのだろうか? とにかく難解というよりも混乱すること請け合いである。 しかし、しかし、しかし、最後のほんの数ページにいたってようやく全貌が見えてくる。宇宙にタイムクエイクを起こさせた理由が見つかる。エピローグ(いつもの通り、プロローグとエピローグがついている)ではそれがよりはっきりするし、最後のあとがきでそれはもっとクリアになる。いい作品だ。時期を見て読み直ししたいと思う。次の作品は無いと確信できたから。 ヴォネガット自身の言葉 これは一本立ちの作品じゃない。 一冊の長い本の最終章なんだ。 その長い本というのは、これまで活字になった わたしの全作品、全仕事というわけさ。 私の反論 ヴォネガットさん、違うね。 あなた自身が作品中に書いているように 本というのは、手と目、さらには脳と心を ある精神的な冒険に連れ出してくれる。 今回の作品は、あなた自身の現実の人生と、 自身によって連れ出された冒険の人生と、 このふたつをあわせた、ご自身の全人生というわけさ。
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