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牧師館の殺人 ハヤカワ文庫クリスティー文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2011/07/12 |
JAN | 9784151310355 |
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牧師館の殺人
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商品レビュー
3.9
35件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
どこかで聞いたことがあるトリックではあったけれど、それはむしろ逆で、この作品からありとあらゆるミステリーにオマージュされていったのだなと感じた。 疑いの晴れた人間は確かに誰も疑わない、その心理をついてトリックに用いたのはさすがアガサクリスティだなと思わせられるし、いい意味での裏切りが好きなので、謎の婦人が被害者の一人娘の母親というオチに「あ、そういうことか〜」と思わせられた。古典的じゃなくてここから始まっていったんだと思いながら読むと本当に感慨深いし、こんな奇抜な筋書きを次々思いつくアガサクリスティは本当にすごいと思う。
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初めてのアガサ・クリスティー作品でしたが、これほど有名で永く愛されている理由が一冊でわかる事に、まず感動しました! 小さな村で起こった殺人事件をベースに村社会あるあるや人々の特徴などが、現代とあまり変わらない様子なので読んでいて古さを感じませんでした! 警察以外の推理好きが紐解...
初めてのアガサ・クリスティー作品でしたが、これほど有名で永く愛されている理由が一冊でわかる事に、まず感動しました! 小さな村で起こった殺人事件をベースに村社会あるあるや人々の特徴などが、現代とあまり変わらない様子なので読んでいて古さを感じませんでした! 警察以外の推理好きが紐解いていく様は名探偵コナンを連想してしまい、余計読みやすかったです!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
嫌われ者の老大佐が静かな田舎町の牧師館で殺されるところから始まるミス・マープル初登場の作品。 物語は牧師館の主であるクレメント牧師視点で語られ、村のあらゆる人物たちの人間性と置かれた状況から「だれが大佐を殺したのか」を推理していく。 結局犯人はローレンス青年と大佐の妻アンであったが、最初に自首した二人が実は真犯人であったというのはよくありそうでなさそうな展開だ。犯人が偽の自首をすることで完璧なアリバイを確保し二度と疑われることがないよう好印象に振る舞うのは、実は現実によくあることで、珍しいのは彼らが殺人犯とその恋人であった点だ。 レティスは母と海外で静かに暮らすが、デニスはやはり船乗りになるのだろうか。そして気になるのはグリゼルダが宣言通り良妻賢母となるのか否か。きっと彼女は誰もが慕う牧師様の美しく慈愛に満ちた妻となるのだろう。
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