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牧師館の殺人 ハヤカワ文庫クリスティー文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2011/07/12 |
JAN | 9784151310355 |
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牧師館の殺人
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牧師館の殺人
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商品レビュー
3.9
39件のお客様レビュー
探偵役が変わると作品のテンポ感が変わってなんか新鮮だった。 牧師館の書斎で死体が発見された。 すぐに若い画家が自首するも、その供述内容はどことなく怪しい。 さらには別の人物までもが罪を自白する。 混乱する現場をよそに、ただ一人ミス・マープルは冷静に状況を見ている。 やっぱ聡明な女...
探偵役が変わると作品のテンポ感が変わってなんか新鮮だった。 牧師館の書斎で死体が発見された。 すぐに若い画家が自首するも、その供述内容はどことなく怪しい。 さらには別の人物までもが罪を自白する。 混乱する現場をよそに、ただ一人ミス・マープルは冷静に状況を見ている。 やっぱ聡明な女性は素敵です。
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【マープル】 初ミス・マープル。 冒頭でクリスティーの孫が、ポアロとマープルの違いや魅力をわかりやすく教えてくれた。 大きな違いは、ポアロがベルギー人で、マープルはイギリス人というところかな。 イギリス田舎の小さな村が舞台。 語り手の牧師が主人公で、マープルの出番は意外と少な...
【マープル】 初ミス・マープル。 冒頭でクリスティーの孫が、ポアロとマープルの違いや魅力をわかりやすく教えてくれた。 大きな違いは、ポアロがベルギー人で、マープルはイギリス人というところかな。 イギリス田舎の小さな村が舞台。 語り手の牧師が主人公で、マープルの出番は意外と少ない。初回だからか、マープルの扱いは他の村の人とあまり変わらない。 初回のマープルのキャラクターはかなり薄味。いたって普通のおばあさんだったので、少し面食らった。 『アクロイド殺し』のお姉さんみたいな、癖強めのキャラクターなのかと思っていたら全然違った。 小さい村で起こっているせいか、ポアロシリーズと比べると地味に感じる場面が多かった。 まだマープルをどうやって楽しんだら良いのかわからなくて、登場人物にもあまり感情移入できなかった。 これからのマープルの活躍を期待して次を読もう。 Audibleにて。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ミス・マープルの長編初登場作。 セント・メアリ・ミード村におけるマープルの印象があまり良くないことに驚いた。 「あの人は村いちばんの意地悪よ。村で起きることを残らず知っているうえに、そこから、とっても悪意のある推測をするの」 マープルが村人にこんな風に思われているなんて、少しショック。地元の警察関係者にも胡散がられているし。アガサ・クリスティはマープルを何故もっと魅力ある女性にしなかったのか不思議に思った。 事件の真相には驚いた。それこそ胡散臭い村人がたくさん出てきた中での、まさかの真犯人。事件の謎解きも二転三転し読んでいて混乱した。 逆にずっと胡散臭い嫌な娘と思っていた女性が実は意外にいい娘だったことにも驚いた。 マープルがポアロと違うのは、あくまでも素人探偵という位置づけである点。ポアロのようにズバリ真犯人や事件の真相を言い当てるのではなく、あくまで自分の意見を警察関係者に述べて後は一任する。 これで事件が解決するのはマープルの洞察力と熟練された説得力によるものか。 マープルについて。 マープルはアガサ・クリスティの実のお祖母さんに似ているらしい。「気持ちのいい人間なのだけれど、あらゆる人、あらゆることで、その人やことの最悪の事態を驚くほどの的確さで予想し、それがたいてい的中する」 さらにポアロシリーズの『アクロイド殺し』に登場したシェパード医師の姉キャロラインの原型とも言われている。「気むずかしい老婆、好奇心いっぱいで、何でも知っているし、何でも聞いている、家庭内の完璧な探偵」 私のご近所にこんな鋭い洞察力を持ち近所の人たちを常に観察するお婆さんが住んでいたら嫌かな。
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