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虹色と幸運
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2011/07/11 |
JAN | 9784480804341 |
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虹色と幸運
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商品レビュー
3.3
36件のお客様レビュー
表紙が気になったが、あまり物語に入っていけず。 うまく進まなかったので、きっとこのタイミングじゃないんだと思い、返却。 また違う機会で出会いましょ☆
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見上げると、松本竜馬がポスターみたいな笑顔で立っていた。 「これ、できました!今日はいい天気だし、やる気出ますよね!」 かおりはそのまま竜馬の顔を見つめ、ほんとうは竜馬が言ったことが合ってるのかも、と思った。いい天気だし、やる気出るのかも。(p.209) 「友だちがきちんとした...
見上げると、松本竜馬がポスターみたいな笑顔で立っていた。 「これ、できました!今日はいい天気だし、やる気出ますよね!」 かおりはそのまま竜馬の顔を見つめ、ほんとうは竜馬が言ったことが合ってるのかも、と思った。いい天気だし、やる気出るのかも。(p.209) 「友だちがきちんとした大人じゃないとか、悪い意味じゃないの。なんていうか、いつかちゃんとした大人になったら、って思っていたいつかはずっと来ないって言えばいいのかな、いつかちゃんとしたらとか考えてたら、なんにもできないのかもしれない、って」(p.218) 世界に積極的にコミットして変えようとする人がいて、それはそれで良いのかもしれないけど、結局はなるようにしかならないというか、自分が落ち込んでいても時間は過ぎ世界はあり続けるのだというポジティブな諦めみたいなものが読んでいて芽生えてくる。 過去最多の登場人物だと思うけど、全員が小説の世界で確かに生きている。小説に描かれた期間の前からちゃんと生きて来たし、その後も生き続けて行くのが分かる。作者の主張の為の駒になっていない。だから彼らがどんな人なのか簡単に把握出来ない。他人の事は一部しか分からないということを分かっている。 他人と関係を取り結ぶというのは、分からない事を、無駄かもしれないけど、分かろうとすることにしか無い。それはさっき言ったポジティブな諦めにも通ずるかもしれない。 「わたしも迷うから、そうしたら、いっしょに考えよう」(p.251)
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物語の設定そのものは良いものでしたが、大袈裟に言えば、月イチで集まる友達との女子会の話を、12カ月分繋げたような感じ。私個人の友達との会話や関わりとも似ていて、個人的には共感を越えて、逆に面白みが減ってしまった。そして読み終えてふと、こんな30歳になりたくないなぁと感じてしまった...
物語の設定そのものは良いものでしたが、大袈裟に言えば、月イチで集まる友達との女子会の話を、12カ月分繋げたような感じ。私個人の友達との会話や関わりとも似ていて、個人的には共感を越えて、逆に面白みが減ってしまった。そして読み終えてふと、こんな30歳になりたくないなぁと感じてしまった。他の方の感想でも見受けられる通り、登場人物が多くて覚えられない。一度軽く登場したら、以降説明も無いままに当たり前に会話に混ざってきて馴染んでいるイメージ。長編でもない1作の中に20〜30人出てるような。えっ誰だっけ?となるし、どの人物も喋り方がそこそこ似ていて、こんがらがります。
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