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五つの箱の死 ハヤカワ・ミステリ320

カーター・ディクスン(著者), 西田政治(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 1989/07/02
JAN 9784150003203

五つの箱の死

¥715

商品レビュー

3.3

4件のお客様レビュー

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2016/07/05

毒殺のトリックもちょっと考えれば見当がつく。犯行の動機が入り組んでいて分かりにくい上に、どれもこれも取って付けた感が否めず、意外な犯人ではあるが、意外なら良いというものではない。HM卿も、初期の作品だからか、あまりふざけたことはせず、おとなしい。 何より訳の古さ、固さに閉口した。...

毒殺のトリックもちょっと考えれば見当がつく。犯行の動機が入り組んでいて分かりにくい上に、どれもこれも取って付けた感が否めず、意外な犯人ではあるが、意外なら良いというものではない。HM卿も、初期の作品だからか、あまりふざけたことはせず、おとなしい。 何より訳の古さ、固さに閉口した。 文庫化されていないし 改訳もされていない理由がよくわかる作品。HM卿ものではCクラス。

Posted by ブクログ

2010/08/10

被害者のとある秘密が 犯人解決への鍵ともなる作品。 しかしその秘密はまあ 「異常趣味」としか言いようがありませんな。 トリックは単純明快なのです。 だけれども文章でそのほうへの嫌疑が かからないように見事に誘導されており 結局は当初示唆された手順で 推理せざるを得ないという巧妙...

被害者のとある秘密が 犯人解決への鍵ともなる作品。 しかしその秘密はまあ 「異常趣味」としか言いようがありませんな。 トリックは単純明快なのです。 だけれども文章でそのほうへの嫌疑が かからないように見事に誘導されており 結局は当初示唆された手順で 推理せざるを得ないという巧妙さ。 そして犯人のほうも 推理が困難という 見事してやられる構成。 この手の事件だからたぶん…という 常識はこの作品ではあきらめましょう。 裏切られます。 しかしH・M卿は今回は 割とおとなしい、かと思ったら ある場所でひと暴れしてますし(苦笑)

Posted by ブクログ

2010/07/27

部屋の中には毒のために意識不明になっている3人の男女と、背中を指されて事切れている一人の男。 H・M卿とサンダース博士の捜査が始まる。 と言うことで、読みどころは誰がいつどうやって毒を仕込んだのか?というトリック。 不可能犯罪と言う前提をきっちり作っているあたりはさすがカーだと...

部屋の中には毒のために意識不明になっている3人の男女と、背中を指されて事切れている一人の男。 H・M卿とサンダース博士の捜査が始まる。 と言うことで、読みどころは誰がいつどうやって毒を仕込んだのか?というトリック。 不可能犯罪と言う前提をきっちり作っているあたりはさすがカーだと思う。 真相はあっけないものだけど、多分発表当時は衝撃的だったんじゃないかな。惜しむらくはあれこれが散漫でせっかくの不可能犯罪に緊迫感がないこと。 犯人も読めば納得なのだけど、突然すぎてなんかもやもやする。 しかしこの辺、新訳で出ないものか…。流石に50年以上前の訳文は読みにくいよ。

Posted by ブクログ

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