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読んでおきたいベスト集!太宰治 宝島社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 宝島社 |
発売年月日 | 2011/07/07 |
JAN | 9784796685115 |
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読んでおきたいベスト集!太宰治
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商品レビュー
5
3件のお客様レビュー
福岡に仕事でいた頃に、コンビニに陳列してあって思わず購入した。読了して思うのは、日本文学というのはこんなにも、陰気臭くて精神病チックなものが主流であったのかということ。勿論、太宰治自体が時代の中でもとりわけ異質な存在であったという要素も否定できないのだろうが、ドストエフスキーやト...
福岡に仕事でいた頃に、コンビニに陳列してあって思わず購入した。読了して思うのは、日本文学というのはこんなにも、陰気臭くて精神病チックなものが主流であったのかということ。勿論、太宰治自体が時代の中でもとりわけ異質な存在であったという要素も否定できないのだろうが、ドストエフスキーやトルストイに通ずるような写実主義、退廃主義の様な雰囲気を見ながら、日本人の精神性は昔から全く変わっていないことを再認識させられた。女と酒、戦争に薬、トルストイが言う「世の中の幸福な家庭というものは千差万別であるが、不幸というものは大枠が似通っている」という言葉が発するメッセージを感じずにはいられなかった。戦後という特殊な時代が背景か、日本人の繊細で退廃的な精神性というものをこれほど巧みに表現する作家は他にいないのかもしれない。まあなんにせよ、後味の良い作品ではないが、妙な心地よさがあるのもまた事実である。
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斜陽のみ、五年ぶりに再読。チェーホフの桜の園を読んだので。かず子は狂気に満ちつつもどの登場人物よりも圧倒的に美しく、上原はキザでかわいらしい。は〜 なんだこれ、最高じゃないか…
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太宰が初めてな人に。まず間違いのない太宰の代表作がたくさんのっています。 まさに太宰ワールドを堪能できます。
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