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読んでおきたいベスト集!太宰治 宝島社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 宝島社 |
| 発売年月日 | 2011/07/07 |
| JAN | 9784796685115 |
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読んでおきたいベスト集!太宰治
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読んでおきたいベスト集!太宰治
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商品レビュー
4.7
4件のお客様レビュー
福岡に仕事でいた頃に、コンビニに陳列してあって思わず購入した。読了して思うのは、日本文学というのはこんなにも、陰気臭くて精神病チックなものが主流であったのかということ。勿論、太宰治自体が時代の中でもとりわけ異質な存在であったという要素も否定できないのだろうが、ドストエフスキーやト...
福岡に仕事でいた頃に、コンビニに陳列してあって思わず購入した。読了して思うのは、日本文学というのはこんなにも、陰気臭くて精神病チックなものが主流であったのかということ。勿論、太宰治自体が時代の中でもとりわけ異質な存在であったという要素も否定できないのだろうが、ドストエフスキーやトルストイに通ずるような写実主義、退廃主義の様な雰囲気を見ながら、日本人の精神性は昔から全く変わっていないことを再認識させられた。女と酒、戦争に薬、トルストイが言う「世の中の幸福な家庭というものは千差万別であるが、不幸というものは大枠が似通っている」という言葉が発するメッセージを感じずにはいられなかった。戦後という特殊な時代が背景か、日本人の繊細で退廃的な精神性というものをこれほど巧みに表現する作家は他にいないのかもしれない。まあなんにせよ、後味の良い作品ではないが、妙な心地よさがあるのもまた事実である。
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別冊宝島社編集部・編『読んでおきたいベスト集! 太宰治』宝島社文庫。 一昨日より急遽2週間の入院となり、持参した文庫本3冊を読み切ってしまったので、家人が自宅から未読本を持って来てくれるまでのつなぎに院内にあるコンビニで購入。 未完の『グッド・バイ』を含めた全13編を収録。全...
別冊宝島社編集部・編『読んでおきたいベスト集! 太宰治』宝島社文庫。 一昨日より急遽2週間の入院となり、持参した文庫本3冊を読み切ってしまったので、家人が自宅から未読本を持って来てくれるまでのつなぎに院内にあるコンビニで購入。 未完の『グッド・バイ』を含めた全13編を収録。全て高校時代までに読んでいる。 『走れメロス』以外は、入院中に読むものではない。 『二十世紀騎手』。「生まれて、すみません。」というサブタイトルが付いた日記風の雑文集。貧困に喘ぎながら、自らの文学の方向が見い出せず苦悩する様子が窺える。太宰治を奉るとしたら、こんな感想なのだが、余りにも情けない男の日常に嫌気がさす。何が「生まれて、すみません。」だ。精一杯生きて、身体を使って仕事して大金を稼げってもんだ。 『ダス・ゲマイネ』。作中に作者の太宰治自身が新人作家として登場する珍しい短編。太宰治の小説は暗いと言われるが、この短編も暗い。4人で『海賊』といった雑誌を作ろうとするが、馬場数馬と太宰治の仲違いから白紙に戻り、最終的に主人公の佐野次郎が電車に轢かれて死亡してしまう。 『富嶽百景』。私小説。太宰治の時代は皆、時間に余裕があったのだろうか。悪戯に長い時間を過ごし、ようやく気持ちが固まるとは余程の暇人だ。師の井伏鱒二が滞在する甲州御坂峠の天下茶屋に身を寄せるために旅に出た私は、毎日のように富士山を眺めているうちに新たな思いを決意する。 『女生徒』。裕福そうな14歳の女生徒の一日を独白体で描いた短編。この時代だからこそ絶賛されたのだろうか。現代作家が女子中学生の一日を独白体で描いたところで文学にはならないだろう。 『走れメロス』。友情とは何か、信じることの大切さを伝える名作中の名作。「メロスは激怒した。」で始まるこの短編は非常に文章のリズムが良い。夏目漱石の『坊ちゃん』の主人公も単純だが、このメロスはさらに単純だ。暴君ディオニスを倒すべく形振り構わず単身、城に乗り込んだメロス。メロスが単純だからこそ、この作品が伝える感動が際立つのかも知れない。今の世の中、義憤に駆られたところでどうにもならず、行動を起こせば公安警察にマークされるだけだ。太宰治の作品の中では、この作品だけはハッピーエンドで異質のように思う。 『きりぎりす』。いきなりの妻の側からの別れ話から始まる。名声を得るにつれ、金にこだわり、陰口ばかりをたたく嘘つきな男になってしまった夫の変化が妻からの視点で語られる。 『トカトントン』。終戦を迎え、主人公の私は若い中尉の演説を聞き、心揺さぶられるが、どこからか聞こえたトカトントンという金槌の音に何故か熱意も感慨も消え失せ、白々しくなってしまう。その後、トカトントンの幻聴に悩まされる主人公。 『ヴィヨンの妻』。入り浸っている小料理屋の年末用の仕入金を盗み、店の主人や女将さんと悶着を起こした詩人の大谷。同じ大谷でもドジャースの大谷とは大違いだが、大谷に関連して大金を盗むということを描いているのは、太宰治の予言であろうか。 他に『斜陽』『わが半生を語る』『桜桃』『人間失格』『グッド・バイ』を収録。 定価755円 ★★★★
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斜陽のみ、五年ぶりに再読。チェーホフの桜の園を読んだので。かず子は狂気に満ちつつもどの登場人物よりも圧倒的に美しく、上原はキザでかわいらしい。は〜 なんだこれ、最高じゃないか…
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