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ホルドゥバル チャペック小説選集3
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ホルドゥバル チャペック小説選集3

カレル・チャペック(著者)

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ホルドゥバル チャペック小説選集3

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 成文社
発売年月日 1995/05/01
JAN 9784915730115

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2025/05/11

 おじさんには「身につまされる」物語でした。詩のような文章が魅力的で、悲しいけれどおもしろかったです。  作者のカレル・チャッペクさんは、チェコの作家さん。この作品は、カレルさんの長編三部作の第一作目です。  物語は現実の事件を題材にして1930年代の農民の悲劇がえがかれていま...

 おじさんには「身につまされる」物語でした。詩のような文章が魅力的で、悲しいけれどおもしろかったです。  作者のカレル・チャッペクさんは、チェコの作家さん。この作品は、カレルさんの長編三部作の第一作目です。  物語は現実の事件を題材にして1930年代の農民の悲劇がえがかれています。タイトルは主人公の農民の名前「ユライ・ホルドゥバル」からとられています。  舞台はヨーロッパの田舎の農村です。家の敷地内には馬小屋、牛小屋があり、干し草や収穫した作物や草木のニオイもいり混じった、命や自然が濃い~ところです。  時代は大恐慌のころ。そんな田舎でも貨幣経済にどっぷり。ある意味「お金」の物語でもあります。  この本、とにかく文章表現が楽しかったです。訳者の飯島周(いいじま・いたる)さんは「混然」と表現されています。簡単にいえば「読みにくい」のですが、それで投げてはもったいないように思います。  物語の場面・情景の描写、登場人物の心情、会話、作者の語り、それらが短い文章でまさに「混然」と書きつづられていきます。  読むと、これはいったい誰の言葉として受けとればよいの?、わからなくなります。詩と散文がいっしょになったような文章で物語がすすみます。わたしは、頭がグルグルして目がまわりました。  散文なんだけど「詩」のような物語空間に、はまります。きっと「文学」には、こういう表現をあらわす言葉があるように思いますが、わたしは知りません。  「混然」のせいか、出版時には語順の訂正を行われたとか。作者のカレルさん自身も混乱したのかな?  カレルさんの小説は、普通のミステリのように犯人や真実が明らかにされることを読み手が期待すると、わけがわからなくなり「難解」に感じてしまうように思いました。  カレルさんは、実際の事件をなぞりながらも、意図的に「違和感」を配置しているようです。だから、確定的なことは示されず、すべては読み手に、どう受けとるかをまかされているように思います。自分が感じ・思ったことがすべてなんですね。  物語は三つに分かれています。第一部が詩のように、第二部がちょっとユーモラスに、そして第三部はそれらが合わさったような文章、おじさんはため息がでますけど、とてもおもしろい小説でした。

Posted by ブクログ