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ノラや 旺文社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 旺文社 |
| 発売年月日 | 1983/01/01 |
| JAN | 9784010613627 |
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ノラや
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商品レビュー
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百閒先生は母の気に入りで、小さい頃から拾い読みばかりしていたので、2010年の最後に通し読み。 愛猫ノラが失踪してしまい、泣き暮れる百閒先生のお話。ほんとに冗談でなく泣いてばかりいるので、せ、先生そんなこっちまでつられるじゃないですか…という感じです。 先生があんまり悲しん...
百閒先生は母の気に入りで、小さい頃から拾い読みばかりしていたので、2010年の最後に通し読み。 愛猫ノラが失踪してしまい、泣き暮れる百閒先生のお話。ほんとに冗談でなく泣いてばかりいるので、せ、先生そんなこっちまでつられるじゃないですか…という感じです。 先生があんまり悲しんでいるので、わたし猫を飼っていなくてよかった、と思いましたけれど、飼う喜びは失う悲しみに勝るものなんでしょうか。「ノラ来簡集」を読むにつけ、どちらとも言い難いのだろうなと思います。 ノラだけでなく、宮城道雄や、昔身の回りの世話をしてくれていた青年、取材旅行のカメラマンなど、実はさりげなく死(あるいは喪失)の色濃い本でもありますね。カバー見返しにある「おかしみの中に人生の深淵をのぞかせる」という百閒文学らしいところなのかなと思います。
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