入道殿下の物語 大鏡

益田宗(著者), 赤坂三好(著者)

• 販売会社／発売会社: 平凡社
• 発売年月日: 1979/07/01
• JAN: 9784582827149

商品レビュー

2024/03/20

「入道殿下の物語　大鏡」益田宗著・赤坂三好絵、平凡社、1979.07.05
259p ¥1,300 C8393 (2024.03.20読了)(2024.03.15借入)
「大鏡」を中学生向きに分かりやすく語りなおしてくれたものです。
読みやすくてわかりやすい。藤原兼家と三人の息子、道隆、道兼、道長と娘の詮子が登場します。紫式部は登場しません。

【目次】
はじめに
雲林院の菩提講
◆帝の物語
代々の帝たち
冷泉天皇
円融天皇
花山天皇
一条天皇
幸いうすい帝と東宮―三条天皇と小一条院
今上天皇
◆大臣の物語
入道殿下の遠い先祖の公達
本院の大臣と菅公
貞信公忠平
廉義公頼忠
右大臣師輔
謙徳公伊尹
忠義公兼通と大入道兼家
入道殿下の兄君たち
◆入道殿下の物語
◆講師のお入り
おわりに

☆関連図書(既読)
「藤原道長」北山茂夫著、岩波新書、1970.09.21
「平安人物伝藤原道長（コミック版日本の歴史44）」静霞薫原作・中島健志作画、ポプラ社、2015.01.
「大鏡（ビギナーズ・クラシックス日本の古典）」武田友宏編、角川ソフィア文庫、2017.12.25
「道長ものがたり」山本淳子著、朝日新聞出版、2023.12.25
「新・紫式部日記」夏山かほる著、日本経済新聞出版社、2020.02.21
「小説紫式部」三好京三著、鳥影社、2006.04.24
「小説紫式部　香子の恋」三枝和子著、福武文庫、1994.12.05
「散華（上）　紫式部の生涯」杉本苑子著、中央公論社、1991.02.20
「散華（下）　紫式部の生涯」杉本苑子著、中央公論社、1991.02.20
「紫式部」山本藤枝著、火の鳥伝記文庫、1987.03.21
「紫式部日記」紫式部著・山本淳子訳、角川ソフィア文庫、2009.04.25
「紫式部の娘　賢子」田中阿里子著、徳間文庫、1992.05.15
（HMV&BOOKSより）
平安中期、幼少の天皇に代わり、外戚の藤原氏が摂政・関白となって政治を行う体制が成立した。その最盛期を迎える道長の時代に至る推移を、歴史物語「大鏡」を軸に、平易な語り言葉で述べる。文学的にも優れた入門書。
（本の帯より）
皇室の外戚として権勢をほこり、藤原氏全盛の時代をきずいた入道殿下藤原道長とその一族の栄華をめぐる歴史物語。