1,800円以上の注文で送料無料

記憶のちぎれ雲 我が半自伝
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍
  • 1220-04-00

記憶のちぎれ雲 我が半自伝

草森紳一【著】

追加する に追加する

記憶のちぎれ雲 我が半自伝

定価 ¥3,080

2,475 定価より605円(19%)おトク

獲得ポイント22P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 本の雑誌社
発売年月日 2011/06/24
JAN 9784860112189

記憶のちぎれ雲

¥2,475

商品レビュー

5

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2025/12/09

2011年、没後の刊行。全450ページ、表紙カバーは和田誠。ちぎれ雲をバックに、煙草をくゆらす白髪の草森を描いている。 草森紳一(1938-2008)の自伝的交友録。真鍋博、古山高麗雄、田中小実昌、中原淳一・葦原邦子夫妻、伊丹十三という、ちょっとふしぎなラインナップ。若い頃婦人画...

2011年、没後の刊行。全450ページ、表紙カバーは和田誠。ちぎれ雲をバックに、煙草をくゆらす白髪の草森を描いている。 草森紳一(1938-2008)の自伝的交友録。真鍋博、古山高麗雄、田中小実昌、中原淳一・葦原邦子夫妻、伊丹十三という、ちょっとふしぎなラインナップ。若い頃婦人画報社の雑誌編集部にいたので、その時に担当し、その後も親交のあった人たちだ。 なかでも伊丹の章がおもしろい。彼がブレイクする直前と直後、そしてその後とその死まで。草森は伊丹の連載、あの「ヨーロッパ退屈日記」の担当だった。伊丹にはなんと200ページを割いている。 エンディングがいい。入稿まぎわ、写真がボツ、草森は編集長から写真の撮り直しを命じられる。時間はない。カメラマンの立木義浩には頭を下げて、なんとか了解してもらった。しかし、モデルが見つからない。困りに困って伊丹に言ったら、もしかしたら「まりこ」が空いているかもしれない。しばらくすると、人気絶頂の加賀まりこが「オス!」と威勢よく入って来た(この時20歳、カッケー!)。かくして写真は間に合った。 実は、草森は上記以外の人たちについても書く予定だった。しかし体調を崩し、それは叶わなかった。ワタクシ的には、予定表にあった草森の恩師・奥野信太郎のことを読んでみたかったな。

Posted by ブクログ

2011/06/25

命永らえば恥多しなどと申しますが、こうして作者亡き後にも次々と上梓される草森紳一の新しい著書に出会えることをこの上ない喜びと感じる者からすれば、たとえ幾たびも恥の上塗りをしようとも、少しも恥じることなどないような気になったりもします。ま、恥を恥とも感じられ ・・・・・書きかけ...

命永らえば恥多しなどと申しますが、こうして作者亡き後にも次々と上梓される草森紳一の新しい著書に出会えることをこの上ない喜びと感じる者からすれば、たとえ幾たびも恥の上塗りをしようとも、少しも恥じることなどないような気になったりもします。ま、恥を恥とも感じられ ・・・・・書きかけ・・・・・

Posted by ブクログ