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暗い鏡の中に 創元推理文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2011/06/22 |
| JAN | 9784488168070 |
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暗い鏡の中に
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商品レビュー
3.7
32件のお客様レビュー
こーれは面白かったです!好きなテイストだ。 私は『火刑法廷』のような、ミステリーに足される一匙のオカルト要素が大好きなので、とってもワクワクしながら読み進めました。女学校が舞台なのも◎ 実際の事件を参考にしたそうで、そのwikiも興味深かったです。 さぁどっちに転がるのかな〜...
こーれは面白かったです!好きなテイストだ。 私は『火刑法廷』のような、ミステリーに足される一匙のオカルト要素が大好きなので、とってもワクワクしながら読み進めました。女学校が舞台なのも◎ 実際の事件を参考にしたそうで、そのwikiも興味深かったです。 さぁどっちに転がるのかな〜と読んでいたら257ページで「ひぇっ……」。 本当に怖かった……。 先に読んだ『幽霊の2/3』では子宝に恵まれていたベイジル夫妻も本作では恋人同士。 そのやりとりも微笑ましかったです〜。 ヘレン・マクロイ、次は何を読もうかしら?
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杉江松恋さん『マストリード100』から。 1950年アメリカの作品。 「あなたのつくりだす空気が危険なのです」 理由も告げられずに突然女子学院を解雇されたフォフティーナ。 生徒たちが彼女を見る眼差しには明らかに恐怖が宿っている。その原因は一体何なのか… ミステリーか?幻想か?...
杉江松恋さん『マストリード100』から。 1950年アメリカの作品。 「あなたのつくりだす空気が危険なのです」 理由も告げられずに突然女子学院を解雇されたフォフティーナ。 生徒たちが彼女を見る眼差しには明らかに恐怖が宿っている。その原因は一体何なのか… ミステリーか?幻想か? 私はミステリーだと感じた。 ラストには幻想的な印象を与えてるけど、個人的にはちょっと無理があるのではと思う。 もっと「本当はどっち??」と考察したくなるような余白を残した曖昧な方が好きだな。 大物弁護士がとても変わった時間にしか人と会わないのが印象的で、その理由には妙に納得してしまった。 他にも終盤ではユーモアと愛情が混ざった、微笑ましいシーンもあって、意外にもミステリー以外の部分が凝ってて好きだった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
精神科医ウィリング8作目。 今回は、前にも登場したウィリングの恋人ギゼラが勤める女子寄宿学校に、 他の先生のドッペルゲンガーが現れるお話。 その先生が前に勤めていた学校の生徒が、 今は同僚になっていると判った時点で、 心霊現象ではないと見切るべきだった。 殺されてしまったその同僚の元恋人が、 「貴族的」な柳腰のほっそりとした体形だと書いてあることに 気がついていたのに。 ウィリングがどさくさまぎれに、プロポーズして、 イエスという返事がもらえて良かった。 印象的だったのは、来客に煩わされないために、 朝の6時から7時の間だけ、 来るものを拒まず面会する弁護士。 共同経営者や秘書がいるからできる技ではあるが、 なかなかユニークで面白かった。
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