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日本建築遺産12選 語りなおし日本建築史 とんぼの本
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日本建築遺産12選 語りなおし日本建築史 とんぼの本

磯崎新【著】

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日本建築遺産12選 語りなおし日本建築史 とんぼの本

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2011/06/24
JAN 9784106022203

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商品レビュー

4.3

8件のお客様レビュー

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2020/09/27

日本建築遺産12選―語りなおし日本建築史 (とんぼの本) (和書)2013年09月16日 15:28 磯崎 新 新潮社 2011年6月 入門編とあります。シンプルに建築とは何かを問い答えている。いい本でした。 建築家とか批評家とかある。僕が磯崎新さんを知ったのは批評空間とい...

日本建築遺産12選―語りなおし日本建築史 (とんぼの本) (和書)2013年09月16日 15:28 磯崎 新 新潮社 2011年6月 入門編とあります。シンプルに建築とは何かを問い答えている。いい本でした。 建築家とか批評家とかある。僕が磯崎新さんを知ったのは批評空間という雑誌でした。僕には小難しくて批評空間に書いている柄谷行人以外のメンバーには否定的に見ていました。磯崎新さんにも否定的でした。 僕がどうして柄谷行人を評価したのかは簡単に言うと格差の解消としての平等の哲学があるからです。 平等とはシンプルに言うと天皇の下の同格とか被差別者の上の同格とかそれによる対等な関係とかそういった平等に僕は不満を覚えていました。だってそれは格差を前提にしているではないですか!もし格上、格下、中間層という階級社会があるのなら格差の解消をこそ中間層であるわけで階級社会の揚棄が哲学だと思っています。そういった格差の解消としての哲学は社会主義の理想と言われるものです。 批評家とは格付けを行う人達です。あれがいいとかこれがだめだとかそういって批評家は格差を付ける。では建築家はどうなのだろうか?空間に秩序をつける芸術として建物を創造します。それにはその建築家の批評も重要ですがそこに格差を解消するような哲学を考えることがもっとも重要だと思います。 建築家の至上命令が格差の解消ならそこに哲学があるということです。一流の哲学がそういった格差の解消としての平等の哲学ならそれを考え建築を創造する建築家は一流の建築家であると思います。 磯崎新さんはそういった哲学をもった建築家であると思います。 僕は柄谷行人以外の批評空間のメンバーに否定的でしたがそれも僕の考えが浅かったのだと思います。柄谷行人とそれ以外に格差を付けてよく考えもしていなかった。ただそういった哲学を見出すことも難しいとも思いますから自分の未熟さであり僕はもっとそういった哲学を徹底していけばいいのだと思います。 格差の解消としての哲学と芸術を考えることは興味深くそういった思考に僕はまったくストレスを感じません。これが人間の自然状態(ジャン=ジャック・ルソー)なのだろう。だからストレスが無いのだと思います。 僕が建築を創造するならそういった哲学と芸術を考えて行きたいと思います。

Posted by ブクログ

2018/04/04

相変わらず磯崎新さんの書く文章は複雑だ!笑 でも、取り上げられている建築やうんちくは結局面白いんだよね!

Posted by ブクログ

2014/01/10

建築家の磯崎新氏が、現在の日本での特記すべき建築12点について写真とともに語っています。 まず、日本文化の特徴の一つとしてアシンメトリーの美学が紹介されました。 出雲大社の社殿には、形式性の崩れが見られ、そこが新たなバランスを生み出しているそうです。 伊勢神宮の社殿はそれとは違...

建築家の磯崎新氏が、現在の日本での特記すべき建築12点について写真とともに語っています。 まず、日本文化の特徴の一つとしてアシンメトリーの美学が紹介されました。 出雲大社の社殿には、形式性の崩れが見られ、そこが新たなバランスを生み出しているそうです。 伊勢神宮の社殿はそれとは違い、中国風の新しいシンメトリーで作られているとのことです。 和洋の建築の違いでまず出されるのが、石の文化と木の文化という点。 ヨーロッパ人が壊れない建物を目指したのに対し、日本人は建物は仮のものでいいと思ってきたふしがあると、著者は話します。 普通、ものを建てるときには、堅固なものを目指すものではないのかと思いますが、氏によると、日本人にとって重要なのは建物自体ではなく、スピリットの継続性の方だったとのこと。 たしかに、上記二つの社の式年遷宮などは、それを体現したものとなっています。 西欧では建築はモノに属しているが、日本では建築をコトとして見ている、出来事としてみているのだという氏の意見が斬新で、でもそう考えるとそれぞれの差異についてがわかりやすく捉えられます。 大きな建築物といったら、頑丈な西洋のものをイメージしますが、ベルリンの旧博物館のファサードが78mなのに対し、三十三間堂は南北120mに伸びると聞いて、驚きました。 ベルリン旧博物館も相当横広ですが、三十三間堂は細長すぎて、全貌が把握できていないところもあります。 木造建築ながらそこまで巨大な堂を創り上げる日本人の技術力でしょう。 秀吉の聚楽第の遺構と言われる、西本願寺の飛雲閣の舟入の間も紹介されていました。 よく時代劇などで登場する、建物内に池がある場所は、床板をスライドさせる仕組みになっており、そこが正式な表玄関だったことが、部屋の屋根が唐破風であることからわかるのだとか。 さすがは稀代の演出家、秀吉。粋なものを作らせたものです。 福島のさざえ堂も紹介されていました。 とても風変わりな建築スタイル。一度は訪れてみたいものです。 「日本では結局、お坊さんがいちばん変わったことしてるのかな」という氏のつぶやきになるほどと納得。 自由な発想が建築に生かされています。 最後に、氏が提出した都庁新庁舎の設計コンペの案が載っていました。 超高層にすべしという応募要項をあえて無視したもので、今の都庁とは全く違う造りに驚きます。 塔が権力的に見えることに拒絶感を持っていたという氏。 依頼側は、そうした効果を求めていたのかもしれません。 磯崎案がもしも採用されていたら、現行のものよりもインパクトはないものの、もっと風通しのよい景観になじんだ都庁ができていただろうと思いました。 軽さと形式崩れを目指していくことに洗練を見出したという日本建築。 掲載された建築物のどれもが、そうした和様スタイルが生かされたものでした。 これからも和風建築を見るときに参考にできそうです。

Posted by ブクログ

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