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白楽天詩選(上) 岩波文庫
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白楽天詩選(上) 岩波文庫

川合康三(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2011/07/19
JAN 9784003204412

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白楽天詩選(上)

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2025/05/06

白楽天詩選 上 岩波文庫 赤44-1 著:白 居易 訳注:川合 康三 出版社:岩波書店 白居易、字は楽天は多作の詩人であり、白氏文集に71巻2700首を残す。 次の多作作家が杜甫の1400首であるから、その数は突出している 白楽天は、位人臣を極め、唐代の詩壇を席巻した大詩人で...

白楽天詩選 上 岩波文庫 赤44-1 著:白 居易 訳注:川合 康三 出版社:岩波書店 白居易、字は楽天は多作の詩人であり、白氏文集に71巻2700首を残す。 次の多作作家が杜甫の1400首であるから、その数は突出している 白楽天は、位人臣を極め、唐代の詩壇を席巻した大詩人である。 玄宗と楊貴妃とのラブロマンス、「長恨歌」、「琵琶行」が有名である。 「漢皇 色を重んじて傾国を思う」 で始まる、長大な「長恨歌」は、枕草子にも影響を与えた。 「梨花一枝 春 雨を帯ぶ」は、枕草子第三十五段では、「梨の花、よにすさまじきものにて、近うもてなさず……」不遇な美女を白い梨花とたとえる。清少納言は、白氏文集の読者であっただろう。 他、気になった詩は以下です。 ・古原の草を賦し得たり 送別 ・月に感じて逝きし者を悲しむ ・三月三十日慈恩寺い題す ・続古詩十首 ・王十八の山に帰るを送り、仙遊寺に寄せ題す ・燕子楼三首 幷びに序 ・夜雪 ・八月十五日の夜、湓亭に月を望む ・ ISBN:9784003204412 出版社:岩波書店 判型:文庫 ページ数:400ページ 定価:1020円(本体) 2011年07月15日第1刷発行 2021年07月26日第7刷発行 目次 上巻 凡例 1 登第以前―大暦七年一歳‐貞元十六年二十九歳 2 長安時期(一)―貞元十六年二十九歳‐元和十年四十四歳 3 江州時期―元和十年四十四歳‐元和十四年四十八歳 図版一覧 白楽天関係地図 下巻 凡例 4 忠州時期―元和十四年・四十八歳‐元和十五年・四十九歳 5 長安時期(二)―元和十五年・四十九歳‐長慶二年・五十一歳 6 杭州時期―長慶二年・五十一歳‐長慶四年・五十三歳 7 洛陽時期(一)―長慶四年・五十三歳‐宝暦元年・五十四歳 8 蘇州時期―宝暦元年・五十四歳‐宝暦二年・五十五歳 9 洛陽時期(二)―大和元年・五十六歳 10 長安時期(三)―大和元年・五十六歳‐大和三年・五十八歳 11 洛陽時期(三)―大和三年・五十八歳‐会昌六年・七十五歳 解説 白楽天年譜 「白氏文集」巻数対照表 図版一覧 白楽天関係地図 詩題索引

Posted by ブクログ

2014/06/07

私の手元に、「白楽天詩選」上下(岩波文庫)があります。 中唐の詩人で字が楽天、白 居易という。 古来より多くの日本人に愛され、 菅原道真、、『枕草子』、『源氏物語』などに多大な影響をあたえたことは有名。 「白楽天詩選」中で気に入った一篇の詩を紹介しましょう。 「洛陽に愚叟(ぐ...

私の手元に、「白楽天詩選」上下(岩波文庫)があります。 中唐の詩人で字が楽天、白 居易という。 古来より多くの日本人に愛され、 菅原道真、、『枕草子』、『源氏物語』などに多大な影響をあたえたことは有名。 「白楽天詩選」中で気に入った一篇の詩を紹介しましょう。 「洛陽に愚叟(ぐそう)あり」 洛陽に愚叟あり 白黑の分別無し 浪跡 狂に似たりといえども 身を謀(はか)ること 亦た拙(せつ)ならず 盤中の飯を点検すれば 精にあらず 亦た糲(れい)にあらず 身上の衣を点検すれば 余りなく 亦た闕(か)くるなし。 天の時 方(まさ)に所を得て 寒からず 複(ま)た熱からず 体氣(たいき)正(まさ)に調和し 飢えず 仍(な)お渇(かっ)せず 閑(しず)かに酒壺(しゅこ)を將(もっ)て出で 醉(よ)いて人家に歇(やす)む 野食 或(ある)いは鮮を烹(に) 寓眠 多く褐(かつ)を擁(よう)す 琴を抱く 栄啓期(えいけいき) 酒を縦(ほし)いままにす 劉伶の達 眼を放(はな)ちて青山を看 頭(こうべ)に白髪生ずる任す 知らず 天地の内 更に幾年の活くるを得ん 此れ從(よ)り身を終うるに到るまで 尽(ことごと)く閑日月(かんじつげつ)と為(な)さん (訳) 洛陽に愚かな翁がいる    洛陽に愚かな翁がいる   白と黑の区別もできない  ふらふら歩き回るのは頭がおかしいようだが、処世の点では拙くもない  皿の中の飯を調べてみると、高い白米でもなく、安い黒米でもない  身に付ける服を調べてみると、余るほどの数はないが足りなくもない  天の時節もちょうど折りよく、寒くもなければ暑くもない  身体の気も調和がとれ、腹も減ってないし喉も渇いていない  のんびり酒壺を手に出歩き、酔っては人の家で休む  野では野菜を煮て食らい、どこでも粗布にくるまり眠る  琴を抱いた栄啓期、好きなだけ酒を飲む劉伶の闊達さ  飽きるまで山々を眺め、頭の白髪は生えるにまかせる  この天地のなかに、この先、何年生きられるだろう  今から生を終えるまで、すべて気ままな時間にしよう 尚、栄啓期は古代の自由人。「栄啓期の三楽」として知られる。 孔子が泰山に旅をした時のこと、 琴をかきならしながら、楽しげに歌っている栄啓期を見かけた。 「何がまたそんなに楽しいのかね」。孔子がそう尋ねると、栄啓期は答えた。 「この世に人として生まれることができた、これが一楽である」 「なかでも、わしは男として生まれた、これが二楽である」 「若くして亡くなる人もあるが、わしは九十歳になる、これが三楽である」 「貧乏は男のさだめ、死は人生の終わり。   さだめに安んじ終わりを全うできるなら、   何をくよくよと思い悩むことがあろうか」 また、劉 伶は、竹林の七賢の一人。 因習にとらわれず、自由闊達に生き、こよなく酒を愛した賢人

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