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多毛留(たける)
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多毛留(たける)

米倉斉加年(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 偕成社
発売年月日 1976/11/20
JAN 9784039630704

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商品レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 異国との出会い
  • 漁師と乙女
  • 家族の絆
  • 夢と現実の狭間
  • 博多弁の響き
  • 人間の営みと痛み
  • 文化の重み
  • 内面への旅
  • 運命的な生活
  • 美しい絵画表現

物語は、海を挟んで異国と繋がる場所での運命的な出会いを描いています。漁師の阿羅志が、口をきかない美しい乙女を浜に連れ帰り、彼女が妻となり、息子を育てる穏やかな日々が続きます。しかし、二人の男が打ち上げられたことで、彼らの生活は一変します。美しい絵は、夢と現実の狭間での人間の営みや痛みを繊細に表現し、歴史や文化の重みを感じさせます。博多弁の響きが物語に深みを与え、読者は自身の内面への旅を促されます。この作品は、異国との関わりや生きることの意味を考えさせる一冊であり、米倉斉加年の独自の視点が光ります。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2025/03/08

1度目読んで、作者のあとがきを読んでなるほど、と思い、2度目をさらにゆっくり味わうように読んだ。 ぱっとみた儚くも美しい絵に惹かれて(二年目 乙女と阿羅志の絵)手にとって読んでみたら重く、考えさせられる内容だった。差別、朝鮮。 アリランを早速検索して聴いた。

Posted by ブクログ

2024/10/02

配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01432517

Posted by ブクログ

2014/09/14

茫・・・と広がる海。 漂う潮の香り。 海の向こうには、別の言葉を話す別の国の人々が住んでいる。 あるとき、漁師の阿羅志(あらし)は、消え入りそうな白く美しい乙女を連れて浜に戻る。 ずっと口をきかなかった乙女はしかし、時を経て阿羅志の妻となり、多毛留(たける)という男の子のかかさ...

茫・・・と広がる海。 漂う潮の香り。 海の向こうには、別の言葉を話す別の国の人々が住んでいる。 あるとき、漁師の阿羅志(あらし)は、消え入りそうな白く美しい乙女を連れて浜に戻る。 ずっと口をきかなかった乙女はしかし、時を経て阿羅志の妻となり、多毛留(たける)という男の子のかかさんとなる。 かかさんは口をきかぬまま、それでも親子3人の暮らしは穏やかに続いた。 浜に2人の男が打ち上げられるまでは。 美しくはかなげな乙女が、なぜふるさとの地を離れたのかわからない。 その後、父と息子と思われる2人の男がなぜ流れ着いたのかもわからない。 ただ、玄界灘を挟み、2つの国は近い。 歴史の中で、こうした出来事がいつかどこかであっただろう。いや、それは形を変えて今でもどこかであることなのかもしれない。 繊細で優美で妖しい絵は、夢ともうつつともつかぬ、運命的な出会いとそれに続く悲劇を描き出す。博多弁の響きは、神話のような民話のようなこのお話に深みを与える。 先般(2014年8月26日)亡くなった米倉斉加年さんの作品である。 俳優としての米倉さんは知っていたが、画家として、あるいは絵本作家としての米倉さんは知らなかった。奇書といわれる夢野久作の『ドグラ・マグラ』(自分は未読なのだけれど)の印象的な表紙絵が米倉さんの絵と知ったのは訃報記事の中でだった。 本作はイタリアのボローニャ国際児童図書賞、青少年の本のグラフィック大賞を受賞している。 異国との関わり、生きる痛み、それでも連綿と続くひとの営み。 細い線の向こう側に奥行きを感じさせる絵であり、読者それぞれの内面への旅を促すような物語である。 *作品中の奴津(なのつ)とは現在の博多を指すようだ。

Posted by ブクログ

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