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利他的な遺伝子 ヒトにモラルはあるか 筑摩選書
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利他的な遺伝子 ヒトにモラルはあるか 筑摩選書

柳澤嘉一郎【著】

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利他的な遺伝子 ヒトにモラルはあるか 筑摩選書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2011/06/15
JAN 9784480015228

利他的な遺伝子

¥550

商品レビュー

3.6

10件のお客様レビュー

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2022/02/07

第1章 人の性格を読む 第2章 本能か学習か 第3章 行動と脳 第4章 ヒトを変える脳内物質 第5章 信頼と愛情を生みだすホルモン 第6章 人はなぜキレるのか 第7章 三歳児神話はほんとうか 第8章 利他性はどこからくるか 第9章 利他的な遺伝子

Posted by ブクログ

2019/02/23

 凶悪犯人の構えるピストルの前に自ら犠牲になると申し出て、多くの子どもたちの命の身代わりとなった少女のエピソードから本書は始まる。なぜ人には利他的な行動があり、それを美徳と考える傾向にあるのか。本書はそれを脳科学の問題として説明する。  脳が様々な身体作用の一つとして機能し、精神...

 凶悪犯人の構えるピストルの前に自ら犠牲になると申し出て、多くの子どもたちの命の身代わりとなった少女のエピソードから本書は始まる。なぜ人には利他的な行動があり、それを美徳と考える傾向にあるのか。本書はそれを脳科学の問題として説明する。  脳が様々な身体作用の一つとして機能し、精神もまたその上に形成されるものであるという例がいくつも示された上で、凶悪な行動にも遺伝子的な要因もあると述べられている。ただしそれは環境によって発動せずに終わることも可能であるとも述べられる。  利他的な行動は人間以外の脳が発達した動物にも見られるという。転落した少女を救った動物園のゴリラや、津波被害から通りすがりの人を救った象の例が挙げられている。脳が発達した動物には利己的な行動とともに利他的な行動も見られ、いずれも本能が働いているというのだ。利他的な本能は発生的には新しくより快感を感じる傾向にあると述べられている。  性善説という倫理学の用語がこれとどう絡むのか気になってきた。私たちが道徳と呼んでいるものが何に由来しているのか。本書は再考するきっかけを与えてくれる。

Posted by ブクログ

2018/08/27

前半は脳の構造の話、後半は人間の利己性や利他性の話。 結局脳のこうした機能は社会性にあるって事を言いたいのかな。

Posted by ブクログ

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