ブルータワー 文春文庫

石田衣良【著】

• 販売会社／発売会社: 文藝春秋
• 発売年月日: 2011/06/10
• JAN: 9784167174194

商品レビュー

2025/12/12

ページ数の多さに対して、ストーリーの満足度はイマイチでした。
クライマックスでの作戦が『耳なし芳一作戦』と言いましょうか、なんか微妙でした。もちろんこの作品が好きな方も多くいると思うので、良さを教えてもらいたいです。

2025/09/18

石田衣良先生のSF小説。
1度手放してしまったけど、また読みたくなって再読。

前に読んだ時はコロナ前で、こんな世界怖いなくらいの印象だったけど、コロナ禍を経験するとあの時の恐怖が甦ってくるよう。

9.11でできた作品なのに、
後にコロナで似たような状況になるなんて。

"弱みを見せるわけにはいかないんだ
どんなに後悔したって、出てきた血を飲み込めば誰も分からない"

この言葉だけはずーーーっと忘れず心に残ってる。
しんどい時に思い出して頑張る力になってる。

石田衣良先生はIWGPシリーズが好きだけど
多分1番好きなのはこの作品。

2025/07/11

余命宣告された主人公が、200年後の東京に意識だけが行き来しながら、未来を救っていくという感じのSFもの。
兵器化されたインフルエンザウイルスというネタも、コロナ騒ぎに通じるものがあったが、2004年に書かれた作品であることに驚き。
石田衣良がSFって意外な感じもするけど、なかなか面白かった！
それにしても、石田衣良の小説はどれをとっても読みやすくて面白い！