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地下室の殺人
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地下室の殺人
¥3,520
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商品レビュー
4.2
6件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
出だしとモーズビー警部が捜査する章はたいへん面白い。 事件が起きたのがロジャーがたまたま働いていた学校という設定は作りすぎ。 事件背景を描写するロジャーの草稿も少々冗長。 警察捜査だけで解決まで描かれていれば僕好みの作品になっていた。 それでも読み物としては面白いので星4つ。
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バークリーは気軽に読むべきでない。なぜならオールタイムベストを簡単に更新してしまうからだ。 夫婦が地下室から掘り出したのは、若い女性の死体だった。 手がかりがないまま、モーズビー警部は捜査を続ける。地味に、しかし着実に被害者へと近づいていく。 ふとしたきっかけからシェリンガム が...
バークリーは気軽に読むべきでない。なぜならオールタイムベストを簡単に更新してしまうからだ。 夫婦が地下室から掘り出したのは、若い女性の死体だった。 手がかりがないまま、モーズビー警部は捜査を続ける。地味に、しかし着実に被害者へと近づいていく。 ふとしたきっかけからシェリンガム が飛び出してくる。事件に興味津々なこの名探偵から、作中作という形で、情報が大幅に提供される。事件関係者の詳しい事情が明らかにされていく。 直接捜査に乗り出すシェリンガムは容疑者を絞り込んでいく。確実な証拠がないままシェリンガムが選んだ道は… ここまで抜群に面白い。バークリーだ。さらに期待で胸が高まる。そしてやってくれた。どんでん返しだけでは済まない。スリルな一撃。 求めているものは笑撃、またはカタストロフ。どちらにも答えるバークリーはNo1の作家で異論なし。
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初・バークリー作品。ロジャー・シェリンガム。 作品の大部分は警察小説。そのなかで、被害者当てというユニークな謎があり、最終的には推理小説として完結。 地道に物的証拠・確かな証言を探す警察と、想像力を働かせて推理する探偵、双方の対比が興味深い。 30ページ近い解説は、非常に読み応え...
初・バークリー作品。ロジャー・シェリンガム。 作品の大部分は警察小説。そのなかで、被害者当てというユニークな謎があり、最終的には推理小説として完結。 地道に物的証拠・確かな証言を探す警察と、想像力を働かせて推理する探偵、双方の対比が興味深い。 30ページ近い解説は、非常に読み応えがある。作者・作品について、より深く理解できる名解説。
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