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キリスト教の本質(下) 岩波文庫
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キリスト教の本質(下) 岩波文庫

ルードヴィヒ・アンドレアス・フ(著者), 船山信一(著者)

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キリスト教の本質(下) 岩波文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 1992/04/01
JAN 9784003363324

キリスト教の本質(下)

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商品レビュー

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2021/01/14

岩波文庫青 フォイエルバッハ 「キリスト教の本質」下巻 キリスト教の矛盾を批判する巻。宗教や神を 実践的な目的(救いや浄福)を否定せず、哲学(理性)の対象として扱うことに 成功している。文中の挿入文が多くて読みにくいが、とても面白い。 著者は、神=人間 を論証することにより...

岩波文庫青 フォイエルバッハ 「キリスト教の本質」下巻 キリスト教の矛盾を批判する巻。宗教や神を 実践的な目的(救いや浄福)を否定せず、哲学(理性)の対象として扱うことに 成功している。文中の挿入文が多くて読みにくいが、とても面白い。 著者は、神=人間 を論証することにより、従来のキリスト教を批判し、信仰より愛、教義より道徳、神より人間に目を向け、生活の中の宗教的行為に キリスト教の本質を見出したのだと思う 本書を通して論証した項目 *宗教の内容と対象は人間的である *神学は人間学である *神の本質は人間の本質である〜人間は人間にとって神である 著者の結論 *神は人間の本質が人間自身にとって対象的になったものにすぎない *人間に対する愛は派生的な愛であってはならず〜根源的な愛にならなければいけない *宗教が手段と認めるものを目的としてとらえ、宗教にとって従属的だったものを主要事象へ高めればよい 信仰と愛との矛盾 *信仰=教義学、愛=道徳 *敵を愛せよ〜神の敵(信仰の敵)には適用しない *信仰は人間と人間とを分離する *信仰は宗教であり、愛は道徳である *信仰から出てくる道徳は、自然と人間とに矛盾する *信仰は神のために人間を犠牲に供する 著者は結びの文において、「飲食は宗教的行為であるべき」として、生活から宗教的意義を獲得することを提唱しており、一片のパンごとに〜これらの有益な賜り物を贈る神(すなわち人間)のことを考え、自然への感謝を忘れるな としている

Posted by ブクログ

2010/11/30

読了メモ。M.ファラデー『ロウソクの科学』。フォイエルバッハ『キリスト教の本質(上・下)』。世界への認識を深め、関係を問い直す。前者はロウソクの燃焼から後者は神と人間の関係から。共に論理的かつ情熱的に。

Posted by ブクログ

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