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たまゆらり 実業之日本社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 実業之日本社 |
発売年月日 | 2011/06/04 |
JAN | 9784408550398 |
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たまゆらり
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商品レビュー
3
8件のお客様レビュー
高橋克彦氏の作品に見られるじめりケがあまりなく、程よいホラーさと哀愁を感じる側面が多々あった。 20ページほどの短編なので大きな展開はないもののラスト1ページにかけて反転する話があった。 個々の話は結構好きなんだけれど、1冊を通してみるととても面白かった!というわけでもなかった...
高橋克彦氏の作品に見られるじめりケがあまりなく、程よいホラーさと哀愁を感じる側面が多々あった。 20ページほどの短編なので大きな展開はないもののラスト1ページにかけて反転する話があった。 個々の話は結構好きなんだけれど、1冊を通してみるととても面白かった!というわけでもなかった。 でも結構好き。
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短編集ですが、2、3話目進んだところで既読感があることに気づきました。 おそらく途中まで読んで手放してしまった作品だと思います。 内容は高橋さんお得意の「記憶」にまつわるものが大半でした。 高橋さんご本人は、年を重ね、死への恐怖が薄らぎ、 また生への執着をなくした中年小説家を演...
短編集ですが、2、3話目進んだところで既読感があることに気づきました。 おそらく途中まで読んで手放してしまった作品だと思います。 内容は高橋さんお得意の「記憶」にまつわるものが大半でした。 高橋さんご本人は、年を重ね、死への恐怖が薄らぎ、 また生への執着をなくした中年小説家を演じたいのだと思いますが どの話も、言葉の端々に著者の虚栄心や自尊心が垣間見え、 無欲な人間とはおよそかけ離れているように感じました。 幽霊の話としては大変面白く、特に一話目は背筋がぞくっとしました。 日本特有のひんやり感が味わえます。
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【本の内容】 締切りを数時間後に控えた私の周囲に、何者かの気配が…(『声にしてごらん』)。 遠野で保護される以前の一切の記憶を失くした私は、二十年ぶりにその地を再訪する(『隠れ里』)。 幽霊画の傑作に出会った。 描かれた女の長い髪が、不意にふわふわと蠢き…(『二つ魂』)。 高橋ホラーワールドの真髄がここにある。 文庫オリジナルの1編を加えた哀惜と戦慄の12編。 [ 目次 ] [ POP ] 入院中の母を気にかけつつ小説を書く「私」のそばに、誰かの気配が(「声にしてごらん」)。 写真では白く、動画では黒く出る“玉”は、死んだ知人の憑依(ひょうい)なのか……?(表題作)。 12編中11編の語り手は、著者の分身のような盛岡在住の作家。 母の死、芸術への広範な関心など、身辺の出来事から紡がれた、読者の背筋をゾッと戦慄させる「私怪談」集。 [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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