1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 書籍
  • 文庫

仮想儀礼(下) 新潮文庫

篠田節子【著】

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥1,045

¥550 定価より495円(47%)おトク

獲得ポイント5P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2011/05/30
JAN 9784101484174

仮想儀礼(下)

¥550

商品レビュー

3.9

34件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/02/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

何とかNHK BSドラマの最終回前に読了することが出来た、しかしドラマの方にはがっかりだ、金のかかるところは全てカットして物語も原作の皮相的な部分しか描かれていないようだ、いま昨今批判されている原作改変の脚色に原作者は批判しないのだろうか、もう諦めてしまっているのだろうか、こんな事では誰もテレビを見なくなってしまいそうだ。さて本作の後編はただひたすら落ちていく教団が最後は完全にカルトに陥り破滅してしまうと言う物語ではあるが、もっと恐ろしいのは権力を振りかざす政治家とデマに煽られる民衆と言うところだろうか。

Posted by ブクログ

2024/01/16

202401/上下巻まとめて。面白かった!教団立ち上げスムーズにいきすぎとは思ったけど、登場人物達の描写が見事過ぎてひきこまれて一気読み。

Posted by ブクログ

2023/12/21

金儲けのために宗教を始めるには、正彦は真っ当過ぎ、矢口はお人好し過ぎたんだろうな。全てを奪い尽くされてそれでも奪ってこようとするものから逃げる、教祖と幹部と信者5人が辿り着いたところとは。圧巻でした。 作り上げられた宗教は暴走して教祖の正彦の手には負えなくなり、狂信的な信者たちと...

金儲けのために宗教を始めるには、正彦は真っ当過ぎ、矢口はお人好し過ぎたんだろうな。全てを奪い尽くされてそれでも奪ってこようとするものから逃げる、教祖と幹部と信者5人が辿り着いたところとは。圧巻でした。 作り上げられた宗教は暴走して教祖の正彦の手には負えなくなり、狂信的な信者たちとの逃避行のなかで正彦も呑み込まれてしまう。 お人好し矢口の最期は凄かった…それを菩薩行、と錯覚してもおかしくない極限状態で正彦は真の宗教家になってしまいました。 マスゴミか、と思ってたルポライターの安藤がずっと味方なのが唯一の救いです。ほんと、唯一の…だけれど、ジャーナリズムとはこれだ。ビジネスライク増谷も良い人だったな。 広江がキツい……まさかこの人が一番わからないとは思いませんでした。狂信者5人の私刑は許されないけど、広江が余計な事言わなければ何もされなかったのに…と思います。家族を否定して拒否する彼女たちから、自分まで否定されているように思えたのでしょうが、静かに離れたら良かったのに。 モリミツの元社長・森田と5人が始めたお弁当屋さんのラストも救いでした。正彦が戻ってきてももう暴走することはないだろうな…なんとなく。 宗教とは怪物。お葬式はこの宗派で挙げるというとき以外は、薄っすらアニミズムでいるのがいいなぁ。うちは浄土宗です。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品