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間違いだらけのTPP 日本は食い物にされる 朝日新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2011/05/13 |
JAN | 9784022733948 |
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間違いだらけのTPP
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商品レビュー
3.6
12件のお客様レビュー
本書の内容が本当なら、間違いなくTPP締結はしない方がいいでしょう。アメリカの繁栄のために、日本が踏み台になる理由はありません。 しかし気になるのは、TPPの中身が政府内できちんと把握できていないにも関わらず、著者は分かっているという点です。そんかことがあるものなのかと疑問に思い...
本書の内容が本当なら、間違いなくTPP締結はしない方がいいでしょう。アメリカの繁栄のために、日本が踏み台になる理由はありません。 しかし気になるのは、TPPの中身が政府内できちんと把握できていないにも関わらず、著者は分かっているという点です。そんかことがあるものなのかと疑問に思います。 コミュニケーションでの送り手と受け手の関係は、受け手が有利だというのは糸井重里も言っています。『挨拶したけど返事がなかった!ひどい!』『いや、そもそも聞こえなかったし』となれば、受け手の方が分があるでしょう。 今までの均衡を崩すのには何か理由があって、自分にプラスになるからするものです。TPPも、アメリカ自身に利益があるから、日本に持ち掛けたのです。受け手である日本は、強気に出ても良いと思います。最初は拒否する姿勢を見せておいて、十分審議して、日本が得すると分かった時点で、後出しジャンケンみたく『あ、やっぱり参加しますよ』としても遅くはないと思います。 営業を考えれば分かることで、例えば自分の所に営業マンが来て、『この商品をオススメしています!素晴らしい商品です、買いませんか?』と訪問してきたとします。商品の質はともかくとして、買うか買わないかの決定権はこちらにあります。買わないと突っぱねて困るのは営業マンで、自分ではありません。この交渉において、有利なのは、決定権を持つ自分(受け手)なのです。(逆に営業マンが有利な状態は強迫した時などでしょうか) 何にしても政府の議論が拙速で信用できません。民進党(民主党)から自民党に政権交代しましたが、TPP締結はもはや時間の問題となっています。賛成・反対の議論はさておき、国民にその内容を開示しないで一方的に進めていくのは独裁政治そのもので許しがたいものですが、では自民、民進党以外で政権を任せられる政党があるのかと言われれば……残念ながらありません。 僕の評価はA-にします。
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- ネタバレ
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TPP、何だそれ?という当然の反問も許さず、日本人の前に唐突に巨大な選択肢として立ちはだかることとなった、その経緯の不自然さから、まず本書は説き起こす。前原前大臣の「農業はGDPの1.5%」という発言に象徴される「農業」対「非農業」という明らかにミスリードされた問題設定からして、全てを知っていながらあえて教えない、いかにして国民を丸め込むかに重点をおいた感のある不自然な議論であった。(本書を読み、今にして思えば、であるが) 詳細は本書をぜひ一読願いたいが、それにつけても不思議に思うのはこのような意図的な国民世論の丸め込みをあえて行おうとする人々の真の意図である。日本の国家指導者層(政・官・業・学・マスコミ界含め)のある部分は日本の国富を某大国に移転することでなんらかの個人的栄達や利益を相当に得ていると考えなければとても理解できない状況が出来している。慎重な著者はそういった陰謀論と紙一重の領域には決して足を踏み入れないが、その分だけ誰にも理解しやすい実証的な議論が展開されている。緊急出版だったためか校正が不十分だが、それも熱気のあらわれと好意的に捉えたい。
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大震災の混乱に紛れ、唐突に言い出した管政権が言い出したTPP、あまりにも不自然である。 しかしながら、官僚の言いなりのマスゴミは、国民にその中身をまったく知らせない。 もし、人間の諸行為を宇宙から観察する機関が存在するとするなら、日本の統治機構は、なぜ、無知蒙昧にアメリカの統...
大震災の混乱に紛れ、唐突に言い出した管政権が言い出したTPP、あまりにも不自然である。 しかしながら、官僚の言いなりのマスゴミは、国民にその中身をまったく知らせない。 もし、人間の諸行為を宇宙から観察する機関が存在するとするなら、日本の統治機構は、なぜ、無知蒙昧にアメリカの統治機構に追随するのだろうと観察・分析するだろう。 国益・望ましい国家像を想像することなく、思考停止した日本の統治機構。 TPP問題の本質を事実に基づき暴きだした著作である。 ごくごく一般的な良識があれば、誰もが、たやすく理解できるように書かれてある。 この本を読んだ、ごくごく普通の人間は言うだろう。 管、前原、野田等は国賊であると!
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