商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
競馬シリーズ41作目。 法廷弁護士であるメイスンは、障害競走のアマチュア騎手でもある。 身重だった妻を亡くして七年、仕事とできるかぎりの乗馬にレースに 明け暮れる毎日。 だが、一緒にレースを走ったトップジョッキーが殺され、 別のジョッキーが犯人として逮捕される。 容疑者からは自分の弁護をしてくれと頼まれるが、 事件前のことを証言しなければならないかもと渋っていた。 そこへ老父の写真と共に、弁護を引き受けて負けろと言う脅迫の手紙が届く。 その後も執拗に裁判に負けろと電話をしてくる脅迫者は誰なのか。 殺人の真犯人なのか、なぜジョッキーを殺したのか。 被害者の家から仔馬が産まれた時の写真がなくなっていたので、 仔馬のすり替えか、出産時期のごまかしだろうなということは見当がついた。 このシリーズにしてはかなりわかりやすい馬犯罪だったので。 とはいえ、犯人を追い詰める法廷の場面は見ごたえ、いや読みごたえがあって、 リーガル・ミステリーとして圧巻だった。 さらにはラストでメイスンが、 自分や自分の老父に暴力をふるい、陪審員を脅して法による秩序を損ない、 自分と恋人の将来を脅かす敵を、 過剰防衛と自覚しながらもとどめを刺した場面が印象的だった。 いまさらながらこの競馬シリーズ、 ミステリーであるとともにヴァイオレンスであることに気が付いた。
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思わずうなった。 ディック・フランシス名義のどの著作よりも、面白い。 フェリックスが存命な限り、楽しませてくれそうである。
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ディック・フランシスの4冊目。相変わらず面白かった。今回は弁護士。 イギリスの裁判制度も分かる。入院中に読了した一冊。
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