おおきいうさぎとちいさいうさぎ

マリサビーナルッソ【作】, みらいなな【訳】

• 販売会社／発売会社: 童話屋
• 発売年月日: 2011/04/28
• JAN: 9784887471078

商品レビュー

2024/06/11

大きいうさぎのアメリアは学校でひとりで過ごしていたが、小さいうさぎが転校してきて…。
コンプレックスや孤立についてのテーマで、心情がリアルに描かれている。
海外らしい色合いが可愛らしい世界観。

【ママ評価】★★★
うさぎの顔も服や背景の色合いも、海外らしさを感じる画風。
たくさんのうさぎの中だと、主人公の大きいうさぎがそこまで大きく感じず目立たない。
絵本なんだしもっと大きく描いても良いのではと思ってしまった。
ストーリーや心情がかなりリアル。
他の人より背が高いことにコンプレックスがあったり、孤立してしまったり。
ひとりは気が楽とか、お腹痛くなって休みたいとか。
人間誰しも悩んで考えるテーマが描かれているので、割と小学生くらいの子どもでも響く作品かもしれない。
一番のポイントとなる場面で文がしっくりこない感じがした。
訳がイマイチなのかな。
最後に仲良くなれた展開も少し駆け足で描かれていて惜しい感じだった。

【息子評価】★★★
内容がよくわからないので、ただただ黙って聞いていた感じ。
途中少し集中力が途切れて、若干長く感じているような気もした。
せめて幼稚園児くらいじゃないと集団の遊びも心理もわからないと思う。
息子には少し早い内容だったかな。
2歳8ヶ月

2011/06/30

アメリアは、クラスでいちばん大きいうさぎです。
学校で移動するときは、背の順に並ぶので、いつも一番後ろを歩きます。
アメリアが大きいので、お友達となわとびやケンパーをしたり、シーソーに乗ったりする時も、上手くいきません。
それで、アメリアはいつもひとりで遊んでいました。
ところがある日、とっても小さいうさぎの転校生スザンナがやってきました。
スザンナは小さいので、お友達と遊ぼうとしても、上手くいきません。
ある日、スザンナはアメリアのそばへきました。
アメリアとスザンナは友だちになれるのでしょうか。
「集合写真を撮るので、一番好きな格好をしてきなさい」と先生に言われて、オシャレしてきた二人がとってもかっこよかったです。
先生も「ブラボー」と言って拍手をしてくれました。
二人を見ているクラスのお友達の表情も面白かったです。