養老孟司の大言論(3) 大切なことは言葉にならない

養老孟司【著】

• 販売会社／発売会社: 新潮社
• 発売年月日: 2011/04/28
• JAN: 9784104160068

商品レビュー

2016/01/20

初めて、若しくは久しぶりに著者の書籍を読むには適さない。
内容も多岐に渡っていることが、更にそう感じさせる。

2013/08/13

大好きな養老孟司さんの著者。
いつもながらに斜に構える感じで日本人や日本、そして今回は宗教についてツラツラと書いてある。宗教ってホンマ分からんなーと改めて感じた。

最後の『革命について』が1番面白かった。

2012/07/09

科学、グローバリズム、生物多様性、現代で当然正しいと思われることに、色々な形で理屈をこねながら疑問を呈し氏の考え方を伝えていく。主観と客観の話しでの脳からの見地を述べられたところは、今は当たり前のことなのかもしれないが、さすがだと思った。
戦前から戦後への変遷で価値観の逆転したことに比べれば、今当たり前となっていることを疑うことは容易いことなのだろうか？また、それも移ろうので気にしないという態度が伺える。
色々な論を述べておられるが、最後に「大切なことは言葉にならない」って言われ驚き半分、それだからこそその奥深さを味わいたいと思うのが半分である。