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勲章 知られざる素顔 岩波新書
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勲章 知られざる素顔 岩波新書

栗原俊雄【著】

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勲章 知られざる素顔 岩波新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2011/04/22
JAN 9784004313069

勲章

¥220

商品レビュー

3.3

4件のお客様レビュー

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2013/05/06

日本では春と秋に叙勲という「行事」があります。本書は、その歴史と今日の「民主主義」制度の元での意義について述べたものです。 特に後者については、「法の下の平等」を謳う現行憲法下で国家によるランク付け(勲一等など)が行われることの問題点に、気付かされます。そういう問題もあって、叙...

日本では春と秋に叙勲という「行事」があります。本書は、その歴史と今日の「民主主義」制度の元での意義について述べたものです。 特に後者については、「法の下の平等」を謳う現行憲法下で国家によるランク付け(勲一等など)が行われることの問題点に、気付かされます。そういう問題もあって、叙勲を断る例も少なからずあるようです。僕としては、ここら辺りが特に面白かった。 というのも、万が一自分が叙勲の対象になったとしたら、それを断るなんて発想はできないに違いないからです。どっちかっていうと、そういうものを欲しがる方ですからw しかし、何事かの大家といわれる人は、そうとも限らないようです。戦後民主主義に国民的栄誉は似合わないといって文化勲章を辞退した大江健三郎、職人に勲章は要らないといった彫刻家の佐藤忠良、国家を最後のところで信じられなくなったといった城山三郎など、信念というか思想というか、ともかく確固たるものを持っていないとできないだろうなと思います。 一方で、ちょっとおもしろい例が、山岡鉄舟の辞退の理由で、勲三等の勲章を持参した井上馨(勲一等)に対して「おれから見れば、お前さんなんかふんどしかつぎじゃねえか。ふんどしかつぎのくせに、自分よりもしたの勲章をおれのところえ持ってくるなんて、とんでもねえ間違いだ」といって返上したのだとか。 僕なら買ってでも欲しがるところなのに。実際売ってるらしいです。その当たりは最終章に。やや俗な話ですが、勲章が売られることもあるらしく、最高位の勲章には宝くじ一等と同じくらいの値がついたこともあったようです。

Posted by ブクログ

2011/06/21

勲章、貰うも辞退するもそれこそ個人の自由。貰うも辞退する人にもそれぞれの立場や考えがあり、単純に良いこと・気骨があると言うつもりもない。だが日頃の言動との一貫性は保って欲しい・筋だけは一本通して欲しいとは思う。キチンと筋を通す人は自分と考え方は違ってもカッコイイものです。

Posted by ブクログ

2011/05/18

法源がないこと、なのに勲章年金法という法制度があることにびっくり。江戸末期から明治の開国期に慌てて作られたもの。

Posted by ブクログ

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