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主題と変奏 中公文庫
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主題と変奏 中公文庫

吉田秀和【著】

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主題と変奏 中公文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2011/04/01
JAN 9784122054714

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商品レビュー

4.8

4件のお客様レビュー

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2013/11/26

シュトラウスがモーツアルトほどの聴く耳を持っていなかったなど、興味深い指摘はあったが、私はこの本を理解できるほどの基礎知識が足りなかった。再度読む機会もあるだろう。

Posted by ブクログ

2013/10/31

きき手は自分の好みにひきずられないで、名人たちの鍛錬の成果のうちに、的確に反映される音楽的思考の美しさを、細心にききとるがよい。よい音楽は、きき手のすききらいなどにびくともしない、たしかな美をもっている。

Posted by ブクログ

2012/07/03

小説でも映画でも、音楽やアートであっても、 感動を伝えようとしたとき、ただ、それがそのまま そこにあればいいのに…と思うことって多い… もしかしたら、感動を運ぶ言葉は、すべからく拙いのかも… きっと、評論家だって、そんなことを意識せざるを 得ないんじゃあないかな…ただ、ほとんど...

小説でも映画でも、音楽やアートであっても、 感動を伝えようとしたとき、ただ、それがそのまま そこにあればいいのに…と思うことって多い… もしかしたら、感動を運ぶ言葉は、すべからく拙いのかも… きっと、評論家だって、そんなことを意識せざるを 得ないんじゃあないかな…ただ、ほとんどの評論は、 そうしたことに眼をつむり、時代背景だの、 クリエーターのパーソナリティだのの紹介に終始しています。 吉田秀和の音楽評論は、ボクの知る唯一の例外でした。 逝去を知り、書店に駆けつけ、今更のように手にしたのが、 この一冊…これは、吉田秀和氏の最初の音楽評論集… まさに、氏の音楽に対する姿勢が、ひしと感じられたのです。 安っぽいアナロジーに耽溺することなく、 徹底した楽曲分析が進められています… シューマンに関する最初の評論で、叫びとも云える一言がありました。 「なぜゆるぎなく明確な音そのものをきかないのか?」 日本において自立した音楽批評を確立した初めての人… おそらく、これを読むことで、生涯通じて貫かれた 氏の姿勢を改めて再確認することができるでしょう。 何度も繰り返し音楽を聴くように、読み返してみたい本なのです。

Posted by ブクログ

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