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他人じゃないけれど キャラ文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2011/04/26 |
JAN | 9784199006159 |
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他人じゃないけれど
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商品レビュー
4
16件のお客様レビュー
あー、分かる。
画家だった父を亡くし、父の後輩の久代に引き取られた篤史。少しでも久代の役に立ちたい―――。ほのかな思慕を秘めて家事をこなす篤史に、一人息子の忍は意地悪。五歳年上の義兄は、超モテるのになぜか誰とも長続きしない端正な男前。篤史を「もらわれっ子」と揶揄いながら、その眼差しは時折熱っぽい...
画家だった父を亡くし、父の後輩の久代に引き取られた篤史。少しでも久代の役に立ちたい―――。ほのかな思慕を秘めて家事をこなす篤史に、一人息子の忍は意地悪。五歳年上の義兄は、超モテるのになぜか誰とも長続きしない端正な男前。篤史を「もらわれっ子」と揶揄いながら、その眼差しは時折熱っぽい。忍は俺が嫌いなの・・・?密かな不安を抱える篤史は、ある日久代への恋心を忍に知られて!? 言ってしまえば好き同士が言葉が足りない為にすったもんだするお話なんですが、篤史がもらわれっ子であるというどうしたって弱い立場にある事、義父への気持ちを当人も含め恋心と勘違いしていた事などから、よくもまあここまで・・・というぐらいモメまくってます(^_^;)でも好きだからこそ、壊したくないからこそ相手に聞けない気持ちがとても良く伝わります。ホントのホントに大事な事って聞きづらいよね・・・。でも作中篤史が色んな人にアドバイスを貰っているように怖がっているだけじゃなく、状況を打開するため一歩を踏み出すことからハッピーエンドに行きつくという、篤史君の成長物語にもなっていると思います。 またキャラクターがみんないい人です。篤史君のお友達の白井君や野波君、隣家の高野さん、忍の中学時代からの友人の因幡さん。福山さんや久代さんもきっとどこかで幸せになって欲しいです。福山さんはホント可哀そうでした(^_^;)そして因幡さんはどこまで知ってるの・・・?気になる(笑) あとイラストの穂波ゆきねさんの絵が、クセがなくとても良かったです。漫画家さんだったら作品を読んでみたかったんですが、イラストレーターさんの様で見つかりませんでした。残念。
ゴロー
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※このレビューにはネタバレを含みます
画家だった父を目の前で亡くし、父の後輩だった久代に引き取られた篤史。 本当の家族ではないのに関わらず、自分を養ってくれている久代の役に、少しでも立ちたくて、家事をこなす篤史に、久代の本当の息子である忍は意地悪である。 「もしかしたら、忍のことは自分が嫌いなのでは?」という不安があり、ますます一生懸命、家事に取り組む篤史だったが…… という話でした。 登場人物すべてが優しいのだけれど、ちょっとしたことがすれ違いを生んでしまう。 しかも、血のつながらないことで物語が余計に複雑になってしまう……。 養子縁組をせずに本当の家族にしなかったことも、相手を思ってのことだったのに、それが「家族じゃないから」という気持ちにつながってしまう……というのはちょっと切なくて。 どんなに相手を思っていても、その人にとって何がいいのかはきちんと聞いてみないとわからないってことなんだなと改めて再確認しました。 ちょっと切ない家族にまつわる話を読みたい方にオススメです。
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ざっくりまとめると ヤンデレ残念イケメン攻め×無自覚小悪魔誘い受け ってところでしょうか(爆)。 忍の1周廻った拗らせっぷりは確かに解りにくいけれども 気持ちの種類を見誤る篤史の鈍さも相当なもので。 不憫さ加減がどっちもどっちてな具合でしたが 本人の預かり知らないところで当て馬扱いの久代さんは元より 謂れのない嫉妬で最終的に忍に殴られる福山さんが本当に気の毒でした(苦笑)。 ぽやーっとしてるようでいて案外敏い久代さんを筆頭に 忍の友達の因幡さん、篤史の友達の白井くんと野波くん、 下心ありそうで実はそうでもなかった福山さん、 そういう脇の面々のキャラと ひこうき雲とかモネの絵とか細かいエピソードが効いていて好印象。 最終的には安定のハッピーエンドだったものの 行間からダダ漏れしてる忍と篤史の無自覚な気持ちがちょっと痛くて 最後を先に読んじゃいたい気持ちと闘いながら読了。 このほんの少しの痛みが樋口美沙緒先生の真骨頂なのかなぁという気がしてます。 何にしてもよかったねーよかったよーで終わってひと安心。 つーか忍の病みっぷりがムシシリーズの兜を彷彿とさせてちょっと笑いました(爆)。
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