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他人じゃないけれど の商品レビュー

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16件のお客様レビュー

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あー、分かる。

画家だった父を亡くし、父の後輩の久代に引き取られた篤史。少しでも久代の役に立ちたい―――。ほのかな思慕を秘めて家事をこなす篤史に、一人息子の忍は意地悪。五歳年上の義兄は、超モテるのになぜか誰とも長続きしない端正な男前。篤史を「もらわれっ子」と揶揄いながら、その眼差しは時折熱っぽい...

画家だった父を亡くし、父の後輩の久代に引き取られた篤史。少しでも久代の役に立ちたい―――。ほのかな思慕を秘めて家事をこなす篤史に、一人息子の忍は意地悪。五歳年上の義兄は、超モテるのになぜか誰とも長続きしない端正な男前。篤史を「もらわれっ子」と揶揄いながら、その眼差しは時折熱っぽい。忍は俺が嫌いなの・・・?密かな不安を抱える篤史は、ある日久代への恋心を忍に知られて!? 言ってしまえば好き同士が言葉が足りない為にすったもんだするお話なんですが、篤史がもらわれっ子であるというどうしたって弱い立場にある事、義父への気持ちを当人も含め恋心と勘違いしていた事などから、よくもまあここまで・・・というぐらいモメまくってます(^_^;)でも好きだからこそ、壊したくないからこそ相手に聞けない気持ちがとても良く伝わります。ホントのホントに大事な事って聞きづらいよね・・・。でも作中篤史が色んな人にアドバイスを貰っているように怖がっているだけじゃなく、状況を打開するため一歩を踏み出すことからハッピーエンドに行きつくという、篤史君の成長物語にもなっていると思います。 またキャラクターがみんないい人です。篤史君のお友達の白井君や野波君、隣家の高野さん、忍の中学時代からの友人の因幡さん。福山さんや久代さんもきっとどこかで幸せになって欲しいです。福山さんはホント可哀そうでした(^_^;)そして因幡さんはどこまで知ってるの・・・?気になる(笑) あとイラストの穂波ゆきねさんの絵が、クセがなくとても良かったです。漫画家さんだったら作品を読んでみたかったんですが、イラストレーターさんの様で見つかりませんでした。残念。

ゴロー

2022/04/30
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※このレビューにはネタバレを含みます

 画家だった父を目の前で亡くし、父の後輩だった久代に引き取られた篤史。  本当の家族ではないのに関わらず、自分を養ってくれている久代の役に、少しでも立ちたくて、家事をこなす篤史に、久代の本当の息子である忍は意地悪である。 「もしかしたら、忍のことは自分が嫌いなのでは?」という不安があり、ますます一生懸命、家事に取り組む篤史だったが……  という話でした。  登場人物すべてが優しいのだけれど、ちょっとしたことがすれ違いを生んでしまう。  しかも、血のつながらないことで物語が余計に複雑になってしまう……。  養子縁組をせずに本当の家族にしなかったことも、相手を思ってのことだったのに、それが「家族じゃないから」という気持ちにつながってしまう……というのはちょっと切なくて。  どんなに相手を思っていても、その人にとって何がいいのかはきちんと聞いてみないとわからないってことなんだなと改めて再確認しました。  ちょっと切ない家族にまつわる話を読みたい方にオススメです。

Posted byブクログ

2020/09/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ざっくりまとめると ヤンデレ残念イケメン攻め×無自覚小悪魔誘い受け ってところでしょうか(爆)。 忍の1周廻った拗らせっぷりは確かに解りにくいけれども 気持ちの種類を見誤る篤史の鈍さも相当なもので。 不憫さ加減がどっちもどっちてな具合でしたが 本人の預かり知らないところで当て馬扱いの久代さんは元より 謂れのない嫉妬で最終的に忍に殴られる福山さんが本当に気の毒でした(苦笑)。 ぽやーっとしてるようでいて案外敏い久代さんを筆頭に 忍の友達の因幡さん、篤史の友達の白井くんと野波くん、 下心ありそうで実はそうでもなかった福山さん、 そういう脇の面々のキャラと ひこうき雲とかモネの絵とか細かいエピソードが効いていて好印象。 最終的には安定のハッピーエンドだったものの 行間からダダ漏れしてる忍と篤史の無自覚な気持ちがちょっと痛くて 最後を先に読んじゃいたい気持ちと闘いながら読了。 このほんの少しの痛みが樋口美沙緒先生の真骨頂なのかなぁという気がしてます。 何にしてもよかったねーよかったよーで終わってひと安心。 つーか忍の病みっぷりがムシシリーズの兜を彷彿とさせてちょっと笑いました(爆)。

Posted byブクログ

2020/08/17

家族として暮らしていたからこそのすれ違いが悲しい。関係が近すぎたから、気持ちを自覚するのにも、素直になるのにも時間がかかったのかも。それでも忍のことが気になって仕方がない篤史と、頑張りすぎている篤史のことを心配している忍の関係はいいなぁ。と思った。お互いのことを大切にしているのが...

家族として暮らしていたからこそのすれ違いが悲しい。関係が近すぎたから、気持ちを自覚するのにも、素直になるのにも時間がかかったのかも。それでも忍のことが気になって仕方がない篤史と、頑張りすぎている篤史のことを心配している忍の関係はいいなぁ。と思った。お互いのことを大切にしているのが伝わってきて。ずっと一緒にいた久代も含めた3人は、今と変わらず衝突しながらも仲良く暮らしていきそう。

Posted byブクログ

2012/10/17

再読記録がありますが、これは、もう10回は読んでます。 なんでこんなにツボなんだろう!?www自分でもよくわからない。 たぶん、近親相姦は絶対だめなんで、本当は他人なんだけど、ずっとひとつ屋根の下で育ってきた、ってのが、幼馴染と同列で好きなのかもです、自分。 父親を亡くした主人...

再読記録がありますが、これは、もう10回は読んでます。 なんでこんなにツボなんだろう!?www自分でもよくわからない。 たぶん、近親相姦は絶対だめなんで、本当は他人なんだけど、ずっとひとつ屋根の下で育ってきた、ってのが、幼馴染と同列で好きなのかもです、自分。 父親を亡くした主人公は、父と仲のよかった他人に引き取られます。父と同じ職業だったからなのか、親しみを覚え、必死で面倒をみます。 そして、その家には、息子がひとりいました。飾らない態度はときにそっけなく、自分は好まれていないかもしれないと思うことがあったけれど……。 でも、結局自分が好きだったのは、引き取ってくれたひとではなかった。そして、そっけなかった義理の兄こそ、自分の気になっていたひとであることに気がついたー。 これ、逆視点でもおもしろい気がする。 兄貴にしてみてもさ。 こんなかわいい弟ね。 近すぎて手を出せなかったというか、さ。 しかし。 自分の言葉がひどい。 これではちっともおもしろそうな話に見えない。 そんな不思議な一冊。

Posted byブクログ

2012/10/21

主人公の気持ちの書き込み方が丁寧でした。設定が普通だからこれくらい書いてよかったのかな?でも、ちょっとくどかった?作家さんの内容にパターン化が。。

Posted byブクログ

2012/06/10

わー、萌えたあ(*´∇`*)忍の後半の残念具合にはびっくりしたけど、可愛く見える不思議w篤史のこと好きすぎて、ぐるぐるしてるのが良かったv何度、篤史気付いて!と思ったことか…w

Posted byブクログ

2012/05/10
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どうしよう、全然萌えない……。 デビュー作からずっと購入してる作家さんですが、ここ最近の3冊とも全部苦手路線で、えいやっと思い切って手を出したらやはりのドボン。 多分もう樋口さんの現代学園(学生)ものは購入しない。 どれをとっても、ネガループ。 そのくせ鈍感で変な勘違いとかして、ずれた方へ誤解する。 このすれ違い方が、白々しいというか鼻についてダメでした。 養い親の人格が飛んでて感情移入出来なかったり、なんでそこでそうなるかなぁ……といちいちつっかかってしまって、集中もできず。 健気受は大好物ですが、健気の方向性が自分には合わなかったです。

Posted byブクログ

2012/07/15
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久しぶりに良い小説を読んだ。一気に読み進めてしまいました。 読み終わった後に寝ていたら、実の兄と喧嘩する夢を見たという(笑)

Posted byブクログ

2012/02/11
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たったひとりの家族だった父を亡くし、その友人の男(息子一人あり)に引き取られることになった少年のお話。 おもしろかったです。「家族もの」ということで、泣ける展開がありつつも、温かく幸せな気持ちになれるお話でした。 強がりながらも心に寂しさを抱えどこか危ういところのある主人公。彼の行動はいちいち健気で胸が痛くなるかわいさでした。 主人公への想いを抑えようとして抑えきれない相手役にはニヤリ。普段キリッとしているのに、実は"あんな感じ"で主人公絡みで暴走してしまうのに大変萌えました。 そしてかなり浮世離れしているかと思いきや、ちゃんと"わかってる"お父さんは最高だと思います。

Posted byブクログ