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未見坂 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2011/04/25 |
JAN | 9784101294766 |
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商品レビュー
3.8
19件のお客様レビュー
爽やかとは違う……。 都会育ちも田舎育ちも、老いも若きも、日本人の心のどこかをザラッと触って、「郷愁」とは似ているけどちょっと違う、不思議な気持ちが漂う。 9つの短編全て、ある特定の場所でつながった物語ではあるが、いわゆる「連作短編」ではない。 また、「未見坂」や「尾名川」な...
爽やかとは違う……。 都会育ちも田舎育ちも、老いも若きも、日本人の心のどこかをザラッと触って、「郷愁」とは似ているけどちょっと違う、不思議な気持ちが漂う。 9つの短編全て、ある特定の場所でつながった物語ではあるが、いわゆる「連作短編」ではない。 また、「未見坂」や「尾名川」などの固有名詞らしきものも登場するが、あくまで架空の場所のこと。 作者は物語を通じて、あたかも実在しているようにその場所や人々の生活を、なぞる。 細部まで丁寧に描かれたディテールは、普通のようで、それでいて、とても固有なものとなる。 読者は、作家の作ったこのジオラマを眺めながら、そこにある人や建物、音や風や匂いまでも感じ、物語への思いを馳せることになる。 堀江さんですね〜。
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雪沼とその周辺という短編集をかなり昔に読んで、なんと美しい田舎の風景を、描くひとなのだろうと、ずっとまたこの人の本が読みたかった。 久々に読んだ堀江さんの文章は、懐かしかった。男は頑固な職人みたいな人たち、女は器用に生きつつも、自分の立場だけではない、自分を置きたいところに置いて...
雪沼とその周辺という短編集をかなり昔に読んで、なんと美しい田舎の風景を、描くひとなのだろうと、ずっとまたこの人の本が読みたかった。 久々に読んだ堀江さんの文章は、懐かしかった。男は頑固な職人みたいな人たち、女は器用に生きつつも、自分の立場だけではない、自分を置きたいところに置いてる人たち。 舞台はなんとなく開発の波に飲まれかけて、バス停やらなにかインフラのための拠点として、自治体や国に目をつけられていて、どことなく、このまま老いていく町を踏み台にしてやろうとしている人たちがうっすら見える。 こだわりの道具、いつまでも取り入れられない新しい習慣。そういうどこか取り残されつつも、みんなすこしずつ不調があって、なにかが足りない。そういう感じで過ごしている。 特別起伏がある話というわけではないが、日常のドキュメンタリーを見たような、そういうかんじ。 時代も、場所もなんかわからんけど、、 以前雪沼を読んだ時はそうは思わなかったのに、どうしてか、取り残された人たちにいら立ち、なぜ変えようとしないのか、、と思ってしまった。自分はかわったのだなぁ。
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どこかの地方都市、ひっそりとした日常に小さな影はあれど、傍目には気付かないよう我々は暮らしていく。 夕焼けの中の鉄塔、寂れた商店、走り続ける路線バス。日々の営みか。
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