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タワーリング
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タワーリング

福田和代【著】

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タワーリング

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2011/04/22
JAN 9784103294610

タワーリング

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商品レビュー

3.4

33件のお客様レビュー

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2021/08/12

『ちょっと控えめなビルジャック知能犯の脱出劇』 最新鋭のビルが何者かに占拠された。ビルの最新機能を逆手にとり、目的を達成し、逃げ切れるのか?派手なアクションの裏に隠された人間関係や動機が、伏線を回収しつつ明らかになっていく!

Posted by ブクログ

2018/07/01

六本木の超高層ビルジャックの話だ。セキュリティなどが高度に設計されたインテリジェントビルなので、通常はありえないと思うが、それでは面白くない。やはりフィクションなので、ありえない事が起きるのが、面白い。しかも福田氏の作品は毎回、よく考えられている。面白い。そして最後は、いつもの大...

六本木の超高層ビルジャックの話だ。セキュリティなどが高度に設計されたインテリジェントビルなので、通常はありえないと思うが、それでは面白くない。やはりフィクションなので、ありえない事が起きるのが、面白い。しかも福田氏の作品は毎回、よく考えられている。面白い。そして最後は、いつもの大ドンデン返しだ。

Posted by ブクログ

2017/10/21

まもなくオリンピックが開催される昭和39年、東京。 三人の少年が、小高い丘の上から東京の夕陽を眺め、 夢を語る場面から物語は始まる。 そして現在、最先端の設備を誇る六本木のタワービルが乗っ取られた。 人質は最上階に住む社長───。 面白かったです。 犯人の動機には少し「ん?」...

まもなくオリンピックが開催される昭和39年、東京。 三人の少年が、小高い丘の上から東京の夕陽を眺め、 夢を語る場面から物語は始まる。 そして現在、最先端の設備を誇る六本木のタワービルが乗っ取られた。 人質は最上階に住む社長───。 面白かったです。 犯人の動機には少し「ん?」となりましたが…。 最後のどんでん返しのような真相、全く想像しませんでした。 成功者と呼ばれる人が、何かを成し遂げるために、やむを得ず犠牲にしてきたもの。 欲しいものは、何もかも手に入れているかのように見えても、 一番欲しかったものは手に入らなかった。 その孤独がせつない。 「象のお話」と冒頭の東京の夕陽が深く印象に残ります。 余談ですが、重要な役割を担うお掃除ロボットの「ロボタン」。 人気のない暗いビルの中を、一人でエレベーターに乗ってお掃除している姿を想像したら、 なんだか妙にいじらしく思えてしまった。

Posted by ブクログ