ひとりが好きなあなたへ 幻冬舎文庫

銀色夏生(著者)

• 販売会社／発売会社: 幻冬舎
• 発売年月日: 2011/04/11
• JAN: 9784344416499

商品レビュー

2024/03/29

【あらすじ】
ひとりが好きなあなたへ 私も、ひとりが好きです。人が嫌いなわけではないけど、ひとりが好き。そんな私からあなたへ、これは出さない手紙です。写真詩集。

「時々、とても落ち込むことがあります。でも、人といて嫌な気持ちになるよりはいいです。人が嫌いではないけど、ひとりが好き。そんな私からあなたへ、これは出さない手紙です。」

「ある人を好ましく思う。その人とずっと仲良くしていたい。でも、その人の人を嫌うポイントがわからない。それがわかれば、嫌われずに、ずっといられるのに。」

「あの人がそこにいて、たくさんの人に囲まれて、たくさんの人に愛されているにもかかわらず孤独だということがわかるから、私は安心する。愛されても、幸せにはなれないのだわ。あんなに愛されても。」

「ひとりの時間があるからこそ、好きな人といる時間のよさもわかる」

2023/10/17

あなたってこういう人だよねって薄笑いしながら見せられているような心地がした。

ひとりが好きだけど、独りは嫌だ。
たまに誰かに寄り添って、その人も自分に寄り添ってくれて、それくらいがちょうどいい。
こんな風に書いてはいるものの、友人から連絡が来るととても嬉しい。
ひとりも好きだし、たまに誰かと肩を寄せ合うのも好きです。

2023/05/14

読みやすいし文章は美しいけど、題名や序文に書かれた内容を期待して読んだら期待外れだった。

自分で寂しくて、誰かを想う自分に酔っているような内容だなぁと感じてしまった。一人の時間の豊かさについて語ってくれる訳じゃないんだーと。

好き嫌いが分かれそう。