1,800円以上の注文で送料無料

オーケストラ大国アメリカ 集英社新書
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 新書

オーケストラ大国アメリカ 集英社新書

山田真一【著】

追加する に追加する

オーケストラ大国アメリカ 集英社新書

定価 ¥792

110 定価より682円(86%)おトク

獲得ポイント1P

残り1点 ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

7/4(木)~7/9(火)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2011/04/14
JAN 9784087205893

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

7/4(木)~7/9(火)

オーケストラ大国アメリカ

¥110

残り1点
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

4

5件のお客様レビュー

レビューを投稿

2023/03/29

アメリカの主要オーケストラの歴史を辿っている。とは言っても、固い内容ではない。教科書的にオケの歴史を紹介するのではなく、主要オケごとに、アメリカで活躍した指揮者の経歴やエピソード紹介を中心にしている為、気軽に読める。 読みやすい文章であることも利点である。「世界の10大オーケスト...

アメリカの主要オーケストラの歴史を辿っている。とは言っても、固い内容ではない。教科書的にオケの歴史を紹介するのではなく、主要オケごとに、アメリカで活躍した指揮者の経歴やエピソード紹介を中心にしている為、気軽に読める。 読みやすい文章であることも利点である。「世界の10大オーケストラ」など、似たような本を上梓している中川右介氏の羅列的な文章より、はるかに読みやすく、面白みがある。 必聴音源の紹介文も所々に掲載されているのも良い。ここは著者のクラシック音楽好きが伝わってくる好ましい文章だった。ただ、ジャケット写真が掲載されてないため、見た目は地味である。また、録音年の記載がないのは不親切である。例えば、ブーレーズ&クリーブランド管による「春の祭典」は、1969年の録音盤なのか、1991年の録音盤なのか、わかりづらい。紹介文を読んで行くと、「当時指揮を始めて間もない」と書いてあるので、1969年の方だとわかるが...。ライナー&シカゴ響の「ツァラトゥストラ」にも1954年盤と1962年盤があるが、こちらは紹介文に「SACD」という記述があるので、旧盤であろう。このようなことは、ビギナーの方にはわからないだろうし、中級者以上であってもわかりづらいので、やはり記載するべきところであろう。 もっとも、必聴音源は、おまけの様なコーナーとも言えなくもないので、サッと通り過ぎてしまっても良いのかもしれないが、良く書かれている名盤紹介文なだけに、惜しいと思わせる所である。 本書で取り上げられている時代は、主に1970年代まで。トスカニーニ、ストコフスキー、ワルター、バーンスタイン、ライナー、セル、ショルティなど主要オケで活躍した指揮者は漏れなく取り上げられているが、なぜか、オーマンディについては、ほとんど紙幅が割かれていないのには違和感を感じた。 フィラデルフィア管の黄金時代と言えば、オーマンディとの時代だが(約40年間も音楽監督を務めた)、このことが全く出てこなかった。 踏み込みが浅い部分もあるが、新書なので及第点には達している。新書で、キャッチャーなタイトルである為、門外漢も手を伸ばしそうな本だが、固有名詞が多い為、全くの門外漢よりは、クラシック音楽ファンにお勧めの本である。

Posted by ブクログ

2014/10/04

[ 内容 ] アメリカはクラシック音楽の伝統のない国だと思われている。 しかし、現代のオーケストラのスタイルは十九世紀に成立したものであり、アメリカのオーケストラは、その形成過程でヨーロッパのオケに優るとも劣らない役割を果たした。 そして今も高い演奏能力を誇り、ヨーロッパを凌駕す...

[ 内容 ] アメリカはクラシック音楽の伝統のない国だと思われている。 しかし、現代のオーケストラのスタイルは十九世紀に成立したものであり、アメリカのオーケストラは、その形成過程でヨーロッパのオケに優るとも劣らない役割を果たした。 そして今も高い演奏能力を誇り、ヨーロッパを凌駕する魅力を備えている。 高い音楽性を達成し、地域社会に根ざしたアメリカのオーケストラ。 そのドラマティックな歴史をたどり、スター指揮者や名オーケストラの実像を紹介しながら、実力の源泉に迫る。 [ 目次 ] 第1章 オーケストラ大国の礎(オペラハウス・ブーム;オーケストラの伝道師トーマス―地域オーケストラの誕生;スパルタ指揮者!マーラー―アメリカ音楽界の飛躍;ドイツ音楽界からの脱皮) 第2章 オーケストラ大衆時代の到来(スター指揮者誕生;アメリカで花開いた現代指揮法) 第3章 悲劇と栄光の指揮者たち(新しい音楽界ビジネスの出現;レコード業界の飛躍;幻のシカゴ響音楽監督フルトヴェングラー;最後の勝利者ライナー) 第4章 スーパー・オーケストラの登場(アメリカ生まれのスター指揮者;ゲオルグ・ショルティ;クリーヴランド管弦楽団―セルとその遺産) 第5章 オーケストラ大国アメリカの発展(オーケストラ・ダイナミズムの時代;米国オーケストラの発展を支えたもの) [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

Posted by ブクログ

2014/02/12

ドイツを中心にして発展した古典派からロマン派へ続くクラシック音楽。アメリカは飛び地のように思われがちであるがトンデモナイ。フルヴェンをはじめとしてワルター、トスカニーニほか、名だたる有名指揮者がアメリカに渡り音楽を作り上げた。 そういった歴史がしっかりと本著に書き上げられていて...

ドイツを中心にして発展した古典派からロマン派へ続くクラシック音楽。アメリカは飛び地のように思われがちであるがトンデモナイ。フルヴェンをはじめとしてワルター、トスカニーニほか、名だたる有名指揮者がアメリカに渡り音楽を作り上げた。 そういった歴史がしっかりと本著に書き上げられていて面白く拝読した。 驚いたのはズービン・メータとロリン・マゼールの凋落について。クラウディオ・アバト、小澤征爾を入れて「時代の四天王」と呼ばれていたのに。 メータはニューヨークフィルの音楽監督、マゼールは栗ーヴランド管弦楽団音音楽監督になり、名声は手に入れたが実力が追いつかなかったとのこと。この情報は知らなかった。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品