「糖化」を防げば、あなたは一生老化しない

久保明(著者)

• 販売会社／発売会社: 永岡書店
• 発売年月日: 2011/04/19
• JAN: 9784522444030

商品レビュー

2015/03/30

糖化の危険を　わかりやすく説明する。
身体に余分な糖が多くなる　→
タンパク質と結びつく　→
AGE（糖化最終生成物） が生じる。

糖化こそが、老化や病気を引き起こす　元凶。

AGE　が、身体を構成するタンパク質に直接くっついて、
機能を　低下させる。→　AGE架橋
AGE 　が、受容体とくっついて、
その受容体を通して、細胞に炎症を引き起こす。

糖化は
糖尿病　糖尿病合併症。
動脈硬化、心筋梗塞、狭心症、脳梗塞、脳出血。
認知症、アルツハイマー病。
非アルコール性脂肪肝炎（NASH）
骨質が悪くなる。
肌のトラブル。だるさや疲れやすさも糖化の影響。

しかし、不思議なことに　これだけ　『糖化』の危険をいいながら
糖質制限、断糖療法にたいしては　批判している。

そして　
①懐石食べ。
②緑の野菜を沢山食べる。
③糖化した食品をとりすぎない。
④昼食を　食生活の切り替えポイントにする。
⑤食後　1時間に身体を動かすようにする。

おいおい。なんという　中途半端さ。
大学の先生は　
まあ、こんな風に丸くおさめるのでしょうね。
日本の良識の　保守性に驚く。

2015/02/17

糖化が身体に有害な理由を簡潔に説明
糖化が身体にどのように作用して，害を与えるかわかりやすく書いてある。図解があり読みやすかった。しかし出典が少なかった。pp. 39-40に登場した血糖値に関するグラフしか出典がなく，根拠に乏しい。もう少し論文などの出典を明記して欲しかった。

2014/08/21

分かりやすく書かれてあり、これまた入門編。「糖化」についていくつかの本を読んだがどれも入門編という感じ。まあ、普通に読むのであればこの程度のことが分かってれば十分だろう。要は糖質制限の必要性、方法論が分かればいいのだから。あとは詳しい糖質含有量の一覧の本を買えばいいかな？