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人妻温泉 フランス書院文庫
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人妻温泉 フランス書院文庫

巽飛呂彦【著】

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人妻温泉 フランス書院文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 フランス書院
発売年月日 2011/03/25
JAN 9784829617755

人妻温泉

¥385

商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

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2011/05/05

最近の定番路線に新鮮さを感じる展開もある

基本的にはここ最近のテイストと同じである。「巽ワールド」と称していい独自世界をマンネリと断じることもできるが、好きな人には堪らない路線と解釈したい。ヒロイン達にもお決まり感が漂っており、相当な天然キャラの母とツンデレな娘との間にアスリートっぽい感じで女々しくない人妻と深窓の令嬢よ...

基本的にはここ最近のテイストと同じである。「巽ワールド」と称していい独自世界をマンネリと断じることもできるが、好きな人には堪らない路線と解釈したい。ヒロイン達にもお決まり感が漂っており、相当な天然キャラの母とツンデレな娘との間にアスリートっぽい感じで女々しくない人妻と深窓の令嬢よろしくウブな人妻が入り込む。この4人のキャラ属性は、過去作において時に四姉妹となり義母とその娘三姉妹になったりしている。もぅ「巽スターシステム」と呼んでしまおう。そんな鉄壁の布陣である。そして、冒頭の件も既視感あり。道に迷うのが好きな少年主人公だなぁとか、迷った先のアクシデントにはいつも全裸の女性達がいるなぁとか。巽作品を読めば読むほど良くも悪くも過去作のエンセンスを取り込んでいると思わずにいられない作風である。 しかし、前半の流れでは新味を盛り込んでいる。ただの温泉ではない設定を上手に活用した、癒しと解放、そして再生の情交が2人の人妻によって描かれているのである。さらには、ここ数作で感じられた官能描写の淡泊さが一掃されていてかなりいやらしい。出会ったばかりにしては好意の表し方が過剰な気もするが、優しい主人公が真摯に接することで女性達が幸福感を得て夫との関係を見直していく。そんな役割を担う主人公である。 後半ではまた最近の母娘モノに近い展開に戻っているが、これもまた繰り返される好対照な官能描写で乗り切っている。最初から奔放で積極的な母は、そのキャラさえ許容できれば文句無しに可愛らしくていやらしい熟女であり、後にややデレ過ぎるとはいえ娘が主人公に「初めて」を捧げ、次第にトロトロのメロメロになっていくのは悪くない。 実は短期バイトで温泉を訪れている主人公にとっては一週間の滞在でしかなく、迫る別れの日についてお互いが口には出さずとも何かしら思うところがあるような心情を盛り込んでいるのだが、これをもう少し劇的に演出すれば結末についても違った印象を得られた気がした。多くの読者が望むであろう方向には向かうのだが、纏め方としては少し曖昧というか言葉足らずだったように思う。

DSK