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ホームレス歌人のいた冬
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東海教育研究所/東海大学出版会 |
| 発売年月日 | 2011/03/24 |
| JAN | 9784486037187 |
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ホームレス歌人のいた冬
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商品レビュー
4
25件のお客様レビュー
寿町、昔はほんとに怖い街だったけど、今はそんなになったんだ。関内の周りは浮浪者(って昔は呼んでた)たくさんいたもんなあ。どんな事情があって人と関わりたくないのか、わからないけど。ほっといてくれって人に救いの手を伸ばす人たちってすごいよなあ。私なら絶対嫌になる。
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何年ぶりか思い出せないブランクで訪れた図書館で、なぜか手にした一冊に完全に引き込まれてしまった。その日の閉館までには読み切れなかったので、後日再訪して、都合6時間ほどで読み終え、感覚的には一気読み。普段、Kindleと紙本を何冊も積ん読しているのもそっちのけで… 17年前、新聞...
何年ぶりか思い出せないブランクで訪れた図書館で、なぜか手にした一冊に完全に引き込まれてしまった。その日の閉館までには読み切れなかったので、後日再訪して、都合6時間ほどで読み終え、感覚的には一気読み。普段、Kindleと紙本を何冊も積ん読しているのもそっちのけで… 17年前、新聞に掲載された短歌と、その作り手である仮名のホームレス歌人、絶大な読者の支持と熱狂、そして9ヶ月で忽然と消息を絶った歌人を巡る追跡・推測劇。その3年後の本だが、ホームレス歌人である公田耕一氏のことは全く知らなかった。ドキュメンタリーであり、探偵小説風でもあれば、無縁化する社会の闇を垣間見せるフィールド調査的でもある。 今、社会の分断や格差、凋落はさらに苛烈さを増している。古い本のページをめくっても、緊張感・期待感、そして厳しい現実にヒリヒリさせられる瞬間が何度もあった。自分自身もまた、生きることを刻みつけることそのもので命をつなぐ、名も無き現代の書き手・歌い手・描き手・作り手たちの片隅にいることを、連想せずにはいられなかった。 そしてまた、自分が心動かされた作り手には、その人がどこにいる誰だろうが、敬意と感謝をはっきりと示したい。そうできる時間は、今、この瞬間も失われているのだから。それは、「コンテンツ」の一つとして消費する・されることへの、ささやかなしかし明確な抵抗でもある。
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※このレビューにはネタバレを含みます
ホームレス歌人、公田耕一(投稿用のペンネーム)、36首を。三山喬「ホームレス歌人のいた冬」、2011.3発行。①鍵持たぬ生活に慣れ年を越す今さら何を脱ぎ棄てたのか ②パンのみで生きるにあらず配給のパンのみみにて一日生きる ③百均の「赤いきつね」と迷ひつつ月曜だけ買ふ朝日新聞 ④温かき缶コーヒーを抱きて寝て覚めれば冷えしコーヒー啜る ⑤一日を歩きて暮らすわが身には雨はしたたか無援にも降る
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