1,800円以上の注文で送料無料

回思九十年 平凡社ライブラリー732
  • 中古
  • 書籍
  • 新書

回思九十年 平凡社ライブラリー732

白川静(著者)

追加する に追加する

回思九十年 平凡社ライブラリー732

定価 ¥1,100

825 定価より275円(25%)おトク

獲得ポイント7P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社
発売年月日 2011/03/01
JAN 9784582767322

回思九十年

¥825

商品レビュー

2.5

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2020/10/25

白川静の代表作とも言うべき「字書三部作」である『字統』・『字訓』・『字通』に取り掛かったのが73歳のときであるという。何かを始めるというのに「遅すぎる」ということはないのだ。

Posted by ブクログ

2011/04/28

日経の連載もの、白川静「私の履歴書」がまず冒頭に。これが主題です。あとは対談集として編集されています。対談としては、呉智英との「雲山万畳、猶ほ浅きを嫌ふ」がカチッとしたものとなっていて、この本の全体的な質を高めています。以下、一部を引例。。 ものに部分というものはない。部分は、...

日経の連載もの、白川静「私の履歴書」がまず冒頭に。これが主題です。あとは対談集として編集されています。対談としては、呉智英との「雲山万畳、猶ほ浅きを嫌ふ」がカチッとしたものとなっていて、この本の全体的な質を高めています。以下、一部を引例。。 ものに部分というものはない。部分は、全体に対して、全体の中においてある。部分が明らかになるときは、同時にその全体が理解されるときです。少なくとも、その可能性が開かれたときでなければならぬ。これを文字学のうえからいえば、特定の文字だけが理解できるということはない。わかるときには全部わかるのです。全部がわかるということは、その体系が把握されたということです。(pp.128-29) 白川静という人は、どこまでも東洋の精神の淵源を摸ろうとしました。「東洋」への慕情、といいかえてもいいのかもしれません。ここが、偉大なる所以なのでしょう。ただ私には、ここが根本的な疑問となっています。 いずれにせよ、日本人は漢文の素養を失って久しいわけで、戦後日本の諸悪の根源もここにあります。ところで石牟礼道子曰く、摂関時代には、歌詠みとしても一流の知識人たちが大臣を務めたのに。今の議員さんたちも選挙をやめて歌を詠んで、それで国民が審判したらいいなとか思ったりするんですけど、歌どころか日常の言葉も下落しているのでは無理ですね、と。(p.380) I cannot refute her claim…。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品