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なぜ、「回想療法」が認知症に効くのか 祥伝社新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
発売年月日 | 2011/03/10 |
JAN | 9784396112356 |
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なぜ、「回想療法」が認知症に効くのか
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商品レビュー
4.4
7件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
回想法について学びたくて取り寄せ 医療介護福祉の共同体で地域を支える活動として介護施設「おとなの学校」を展開いている社会福祉法人の理事長が著者 回想法をどのように取り入れて活用したかを説明 昔を思い出す道具、生活道具やおもちゃ、新聞、ツバキ油などの匂い、昔の歌など 脳のどこを使っているのかを感じてみる、高齢者こそ役割分担を、自分はすごいと思える瞬間を探そう、居心地のいい場所をつくる、昔を思い出し語り合うなどのテーマが並ぶ 誰かの役に立つということが脳は大好き、一定の役割を担ってもらうことが認知症予防 昔を思い出すことで人は自分のアイデンティティが継続していることを感覚的に理解、自分の居場所を再確認すれば人は安心する 学校という自分が最も輝いていた頃の「回想空間」に入り、プライドも自信も取り戻す 人生の中で最も楽しかった思い出は実は頑張った過去の中にある 学校という言葉に同じ「回想空間」を持つ、ほどよい緊張感が保てるとのこと 人が一瞬にして「あの頃」に戻る人生の物語を共有する大切さを繰り返し伝えている 「人は死ぬときにたくさんのことを周囲に教えていくのですよ。ですから、この時間を大切にしてください」という締めくくりの言葉があたたかい
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・ただ振り返るだけでなく、回想の「場」という場所の設定が大事。高齢者だって、お年寄り扱いされるとプライドが許さないけど、「大人の学校」だと言われると学びたいという気持ちがでてくる。 ・部活動などを始めると生き生きとしてくる。高齢者にも「役割」が必要。役割を与えないから、高齢者は自...
・ただ振り返るだけでなく、回想の「場」という場所の設定が大事。高齢者だって、お年寄り扱いされるとプライドが許さないけど、「大人の学校」だと言われると学びたいという気持ちがでてくる。 ・部活動などを始めると生き生きとしてくる。高齢者にも「役割」が必要。役割を与えないから、高齢者は自分は疎外されていると感じ、「邪魔者あつかい」されていると感じる下人となっている。 ・人生の目標は「統合」。マズローなどの発達理論がでてくるとは思ってもいなかった。そういう視点から高齢者のケアを考えたことがあっただろうか?
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専門家が行う「回想法」よりも、家族が担う回想法が一番ですよ、という主張。そこでの回想法の定義も厳密には異なることを断っている。 高齢者の尊厳、役割の重要性を踏まえた記述に好感が持てる。ところどころにある、コラムがとても「いい話」。 ・家族に対しての被害妄想も多い。これは認知症...
専門家が行う「回想法」よりも、家族が担う回想法が一番ですよ、という主張。そこでの回想法の定義も厳密には異なることを断っている。 高齢者の尊厳、役割の重要性を踏まえた記述に好感が持てる。ところどころにある、コラムがとても「いい話」。 ・家族に対しての被害妄想も多い。これは認知症の特徴で、認知力に限界があるため、身近な人のみの世界観になる。 ・お母さんは大丈夫だろうか、と心配し続けるのも、お母さんは大丈夫と信頼しきって生きるのも、その人の選択。そして、意外にもこの信頼が、認知症高齢者の自立を支えている。 ・将来のビジョンを描けなくなると人は抑鬱的になる。 ・誰かの役に立つことが脳は大好き。高齢者に社会の中で一定の役割を担ってもらうことが、一番の認知症予防。 ・バトラーは、高齢者が頻繁に過去を回想することに着目し、この回想には自然で普遍的な意義があり、未解決であった過去の葛藤の解決を図っているのではないかと考えた。=ライフレビュー ・回想法を歴史資料館で行う例もある。 ・回想法の本質は、そこで行われる「会話」である。 ・昔を思い出すことで、人は自分のアイデンティティが継続していることを感覚的に理解できる。 ・回想法は、昔を思い出し語ることで、今をつくり、仲間をつくり、安心できる心の居場所をつくる。 ・回想法には昔を思い出す道具が必要。 ・言葉のでないほど重度の認知症でも、歌なら歌えるという方はけっして少なくない。 ・グループホームに代表される「家」の良さを使った高齢者介護では、男性を元気にすることは難しい。 ・多くの男性にとって自分の居場所は仕事だった。 ・「楽」と「楽しい」のはき違え。その人の思い出の中で本当に楽しかったことは「楽」ではなく、「頑張った」こと。
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