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信なくば、立たず サラリーマン「論語」小説 光文社文庫
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信なくば、立たず サラリーマン「論語」小説 光文社文庫

江上剛【著】

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信なくば、立たず サラリーマン「論語」小説 光文社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2011/03/09
JAN 9784334749248

信なくば、立たず

¥220

商品レビュー

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2016/07/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

よく考えたらなかなかお堅い題材だったけど、スラスラ読めて面白かった。 ーーー 食品加工製造会社に勤める山田信義は、先代社長の「儲けよりも信頼だ」という教えを忠実に守っていた。だが、社長が息子に代替わりした途端に食肉偽造を強要される。義憤に駆られた彼は、内部告発を企てる。(「信なくば、立たず」) 日本経済が低迷から脱し、再び大きく羽ばたくためにーー。企業や経営者、そしてサラリーマンが本来あるべき姿を示唆する「必読」の一冊!

Posted by ブクログ

2011/04/18

前作、「四十にして惑わず」も例外なく面白かった。 オレ・・実は大学では国文科出身ゆえ、こういうの好きなんだよね・・。 この「信なくば、立たず」は、論語の中で孔子がのたまった言葉に関するサラリーマン小説である。 中でもオレが一番「うーん、深いな~」と感じたのは「徳は孤(こ)ならず...

前作、「四十にして惑わず」も例外なく面白かった。 オレ・・実は大学では国文科出身ゆえ、こういうの好きなんだよね・・。 この「信なくば、立たず」は、論語の中で孔子がのたまった言葉に関するサラリーマン小説である。 中でもオレが一番「うーん、深いな~」と感じたのは「徳は孤(こ)ならず、必ず隣あり」という話だ。 「徳」というのは心の富のこと。 つまり、「心に正直に生きていれば、決して一人にはならず、必ず理解してくれる人が現れる」という意味なのだ。 小説の主人公は営業部の課長なのだが、ライバルがお客のことを考えずに商売し、売り上げを上げる。 しかし、主人公はバカ正直な商売をしているので極端に売り上げを上げることが出来ない。 だが決して、自分の信念を変えずに愚直にそれを貫き続けるのだ。 だんだんと孤独になり、自分に負けそうになるのだが・・・最後は多くの味方に囲まれて成功する・・という話。 これはサラリーマンには、バイブルにもなる話でした(笑) 作者の江上剛氏のあとがきにこんなことが書いてあった。 「日本経済が低迷から脱し、新たに飛翔するためにはもう一度、論語を学び直す必要があるのではないか・・・」 そして中国経済はどんどん成長するがやがて空虚になると予想し、その時に論語を学んだ日本のサラリーマンたちが活躍し、あらためて中国が日本を見直すのではないかと。 ちょっと夢のようではあるけど、何だか気持ちのよい話だ。 ぜひとも「四十にして惑わず」と一緒にサラリーマン諸氏に読んでいただきたい!

Posted by ブクログ

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