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桜嵐恋絵巻 はるかな日々へ ルルル文庫
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桜嵐恋絵巻 はるかな日々へ ルルル文庫

深山くのえ【著】

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桜嵐恋絵巻 はるかな日々へ ルルル文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2011/03/02
JAN 9784094521863

桜嵐恋絵巻 はるかな日々へ

¥220

商品レビュー

4.6

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2025/09/28
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※このレビューにはネタバレを含みます

第九巻。本筋のストーリーの最終巻。雅遠の父の五十の年を迎えた宴が左大臣家で催されることになり、詞子も招待されることになる。雅遠の母、女五の宮ももちろん出席し、女性達の集まりの中で詞子は雅遠の母、姉、妹と会うことになる。姉の麗景殿の女御、妹の奏子は詞子に好意的だが、女五の宮はもちろん、麗景殿の女御に仕える女房まで詞子には好意的ではない。というのも詞子と登花殿の女御が親しく、そちらに皇子が生まれて、麗景殿の女御には皇子がいないのに左大臣と雅遠が登花殿の女御の皇子の後見に入ったからだ。宴の中、邸に矢が射かけられ、女五の宮が「不吉なこと」と言ったのを詞子が聞き、自分の呪いのことを言っているのだと思い至り、気が塞いでしまう… 最終巻は嫁姑問題だった!呪いなど、あるわけないじゃん、という現代に生きている私たちは何故に呪いがここまで重要視されるのかが本当の意味では分からないだろう。しかし呪い、ではなくとも、理不尽なことで人から卑下されたり避けられたりすることはある。そういう問題と置き換えて考えれば心情を推察することは可能だと思う。 嫁姑問題だけではなく、父娘問題も入ってきた。自分の行いの結果として娘二人に逃げられた父中納言。しかも他にも宮腹の子(叔母との子)がいるのに、そちらは上の二人の娘ほど見目が良くないからって上の二人だけに、自分の家の犠牲にしようとするとは。これは現代の感覚には合わないし、合わせてはいけないものだろう。 そうそう、以前の巻では書かなかった感想だが、爽信(常信)の正体を艶子に言わなくて良かったのだろうか。艶子の出自を詞子が伝えたときにでも言えば良かったのに、と思っていたのだけれど。まあ実際言われなくても艶子は自分の出自を知って、爽信と自分は血筋に関して変わらない人間だったのだと思い至る場面はあった。読者がよりスカッとするのは詞子からの指摘だろうから、スカッとしたかっただけか? 少女小説といわれるジャンルだが、十五年前の少女達はこのような小説を読んでいたのかあ。なんか凄いな。私は十代の頃は多分、漫画ばかり読んでいたように思う。 パソコンを開けながら、襲の色目を調べたり、直衣と狩衣の違いを調べたりしながら読んでいくと他の知識も得ながら読めるので少女小説、と馬鹿にしてはいけないなあ、と思う。ネットを使って読めるというのは本当に読書を深くしてくれる。ありがたい。 イラストがちと恥ずかしいけれど。中に描かれるイラストも、キスシーンが多いし。私としては着物や几帳、高欄や庇などの部分を描いて欲しいと思うが。中のイラストはカラーではないので襲の色目や染めの色味などは無理だろうけど。半町の土地を買う、という場面があるが、半町って三千坪なんだよなあ。平安時代の邸宅、半端ない。 一気読みしたこのシリーズ。面白かった。 次は番外編なので、多分気楽に読めるだろう。

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2023/09/11

表紙が好みでなくて中々手に取ることがなかったのですが、深山さんの別の平安時代の作品が個人的に大当たりだったので、本作も読みました。すごーーーくちゃんとした平安時代の話でした。もちろんすべからく大団円で終わるのはレーベル的にそうなのですが、陰陽師は出てきませんし、魔法少女にもなりま...

表紙が好みでなくて中々手に取ることがなかったのですが、深山さんの別の平安時代の作品が個人的に大当たりだったので、本作も読みました。すごーーーくちゃんとした平安時代の話でした。もちろんすべからく大団円で終わるのはレーベル的にそうなのですが、陰陽師は出てきませんし、魔法少女にもなりません。れっきとした平安時代の恋愛物語です! 落窪物語好きならハマるかもしれないです。話は実の父から呪われた子として蔑ろにされてたヒロインに、左大臣の嫡子のぐうたら息子(実は優秀)が一目惚して、お互いがお互いを想い、みんなで幸せになります。 平安時代なので、たおやかなヒロインは受け身ですがその分ヒーローがちゃきちゃきに働きますしグイグイ手を出してきます。もどかしいと思う前にヒーローが全部やります。大変良き恋愛小説でした。 (表紙描かれてるのは黎明のアルカナの作者の方で、黎明のアルカナで絵が好みでないと思ったことがないです。ただただ、和物と相性が悪いんだろなと感じます。)

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2022/01/24

一波乱も二波乱もあったが、最後はバタバタと諸事が解決してゆき、感動の大団円。9巻も読んできたが、それだけ読ませる文章力があったということかな。登場人物たちの会話がなかなか自然で,息が長くてよかったと思う。ちょっとおまけで、猫の玻璃と瑠璃が顔が不細工らしいが、人の言葉が分かっていて...

一波乱も二波乱もあったが、最後はバタバタと諸事が解決してゆき、感動の大団円。9巻も読んできたが、それだけ読ませる文章力があったということかな。登場人物たちの会話がなかなか自然で,息が長くてよかったと思う。ちょっとおまけで、猫の玻璃と瑠璃が顔が不細工らしいが、人の言葉が分かっていて、行動や仕草がなかなか可愛かったよ。

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