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忘れられた花園(下)
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2011/02/19 |
JAN | 9784488013325 |
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商品レビュー
4.1
55件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
祖母ネルが残したコテージへ、イギリスへと渡るカサンドラ。ネルが追っていた出生の謎の手掛かりを探していくがー。 う~ん素敵な庭園。想像するのが楽しい。 ネルがあのコテージを購入したってのも不思議な因果を感じる。親が誰なのかってのは結構すぐ想像がついてしまうので、そんなに引っ張る謎ではないかも。 カサンドラが自分自身の未来を見つける旅の心理描写がもっとあればと思うけど、このエンディングは素敵。
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1913年、イギリスからオーストラリア帰着した船内に取り残されていた少女。身元不明の少女はネルと名付けられ家族に恵まれ大切に育てられたが、21歳の誕生日に遂に自分の出生を知る事になる。希望に満ちた眼は孤独に塗られ、彼女は一人自分を知るための旅に出る・・・。 時は変わって2005...
1913年、イギリスからオーストラリア帰着した船内に取り残されていた少女。身元不明の少女はネルと名付けられ家族に恵まれ大切に育てられたが、21歳の誕生日に遂に自分の出生を知る事になる。希望に満ちた眼は孤独に塗られ、彼女は一人自分を知るための旅に出る・・・。 時は変わって2005年、ネルの孫娘のカサンドラはネルが残したコーンウォールのお屋敷の存在を告げられる。1975年、ネルは何を知り、何を以てその屋敷を購入したのか、孫娘に託した謎解きの鍵はネルとともに船内に残されていた一冊の御伽噺集に・・。 第三回翻訳ミステリー大賞に恥じない濃密な物語でしたね。元が古い作品ではないし、翻訳も現代的な表現寄りで海外古典にありがちな読み難さは少ない。勿論西洋を舞台にしたお洒落な情景は損なわれてはいない。章立ては1900年から2005年の時代を細かく行き来し、各章で人物の視点も変わるので人物の年齢や関係性の把握には時間がかかってくる。登場人物欄か相関図は欲しかったところ。
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作家は1976年生まれブリスベン在住のオーストラリア人ケイト・モートンでロンドンの大学を卒業。この作品の舞台は作家の居住地であるブリスベンとイギリス南部のトレゲンナである。 物語は祖母(ネル)が亡くなった後に遺言で唐突にトレゲンナにあるコテージを相続する孫(カサンドラ)が謎の...
作家は1976年生まれブリスベン在住のオーストラリア人ケイト・モートンでロンドンの大学を卒業。この作品の舞台は作家の居住地であるブリスベンとイギリス南部のトレゲンナである。 物語は祖母(ネル)が亡くなった後に遺言で唐突にトレゲンナにあるコテージを相続する孫(カサンドラ)が謎の別荘と祖母の生い立ちについてイギリスへ渡り祖母からさらに曾祖母の100年間に渡る謎に迫るミステリーです。 曾祖母の時代1900年と祖母が自らの出生の謎を紐解くべくイギリスに渡航してきた1975年と孫の現代2005年の3時代をいったりきたりしながら物語は進行する。30年前に祖母(ネル)がひっそりとイギリスで自らの出生の秘密を調査した足跡に孫(カサンドラ)のイギリスでの行動が重なり少しずつ謎が解き明かされてゆく、終に悲壮な結末が判明するのは本書の題名でもあるコテージの”花園”の中だ。まさに100年間忘れられた花園なのだ。 作品の謎解きキーワードとして作家である曾祖母のお伽話”老婆の目玉””取替え子””黄金の卵”の3話が挿入されているが、物語を読み進める内にこの3編のお伽話が謎解きの案内役になりまたこの短編のお話は随分巧妙で味わい深い。
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